離檀料はいくらくらいが適正?離檀をする際に考えるべき事
墓じまいや改葬に伴う菩提寺との離檀問題。テレビや週刊誌、ネットでなどでは跡継ぎがいないなどの理由で寺院側に離断を申し出たところ、高額な離檀料を請求されたといったトラブルに発展したケースがたびたび取り沙汰されています。しかし実際は離檀料という言葉自体、メディアが造りだした造語であり高額な離檀料を請求する寺院はごく一部のケースであるようです。ここでは離檀料の実際や、離檀料を支払う場合の適正額について考えます。
納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > マナー・慣習 > 仏壇の大掃除はどうすればいい?意外と知らない仏壇の手入れ法
年末の恒例行事である大掃除。家のすみずみまできれいにして、スッキリと新年を迎えたいですよね。毎日お参りする仏壇も、この機会に大掃除しましょう。意外と知らない仏壇の手入れ法についてお伝えします。
仏壇を掃除する前に、まずは中の様子を撮影しておきましょう。仏具を一度出してしまうと、戻すときに「あれ、どこに飾ってあったっけ?」と迷ってしまいがちです。そんなとき、前もって撮影しておいた写真があれば、参照しながら仏具を戻していくことができます。また、仏壇の中だけではなく、経机の上や引き出しの中なども撮影しておきましょう。どこに何をしまっておけばいいかがすぐに分かり、掃除の時間短縮につながります。
撮影後は、中の仏具を全て仏壇の外へ出します。中の金箔には指紋がつきやすいので、白い手袋をはめた状態で行いましょう。100円ショップで売られているような、ドライバー用の手袋で十分です。もし手に入らない場合は、ゴム手袋でも構いません。細かい動作が多いので、なるべくピッタリサイズの手袋を選んでください。
仏具を全て出したら、まずは本体の中を掃除します。柔らかいハタキを使って全体をていねいにはたいたあと、細かな部分は筆を使って仕上げていきます。習字用の筆で結構ですが、なるべく柔らかい素材のものを選びましょう。迷うようなら、仏壇掃除用の掃除筆を購入すればベストです。歯ブラシで代用するなら、やわらかめのタイプを選んでください。堅めの歯ブラシで金箔部分をゴシゴシこすると、金箔が剥がれたり、傷がついたりしてしまうおそれがあります。
仏壇を長年掃除をせずにいると、ホコリがかたまって、こびりついてしまうことがあります。筆で落ちない汚れは、柔らかいタオルを使ってそっと拭いてみましょう。まずは乾拭きです。おすすめは眼鏡ふきやPCの画面を掃除するための布など、繊細な素材に使える布で、化学薬品を使っていないものです。
乾拭きでびくともしない汚れは、固く絞ったタオルで水拭きをしてみます。ただ、仏壇の繊細な装飾品は、湿気に弱いものがほとんど。金箔などが剥げてしまわないよう、押さえるように拭きましょう。水拭きが終わった後は乾拭きをして、長く湿気にさらさないようにすると傷みません。
本尊まわりの細かな装飾は、最も掃除しにくいところです。綿棒を使ってなでるように掃除すると、細かな部分もきれいになります。ただ、綿棒でも強くこすってしまうと金箔を傷つけてしまう恐れがあるので、あくまでそっと使いましょう。
香炉の灰は、専用の金ザルや茶こしでふるうと見違えるほどキレイになります。玄関先など掃除をしやすいところに新聞紙を敷き、ボウルなどに灰を全て受けた後、少しずつふるって香炉へ灰を戻していきます。灰を全て戻したら、香炉の側面をトントンと叩き、ならします。灰は舞いやすいので、ふるう間は窓やドアを閉めておき、掃除が終わったら窓を開けて換気しましょう。
ロウソク立ての中には、ロウが溜まりがちです。指では取れないロウを、ドライバーなどで無理やり剥がそうとすると仏具を傷つけてしまいます。ロウ部分をドライヤーで温め、柔らかくしてから拭きましょう。ロウソク立てはドライヤーをあてると一気に熱くなるため、手袋やタオルでロウソク立てを包みながら行います。火傷をしないように気をつけましょう。
仏壇はとてもデリケートな芸術品です。しつこい汚れがあったら無理にとろうとせず、専門家に相談しましょう。掃除をしているうちに破損が見つかることもありますし、全体的に煤で汚れてしまっていることもあります。仏具店などで、仏壇のクリーニングを行ってくれるサービスがありますから、訪問のうえ修理代やクリーニング代を見積もってもらいましょう。
以上、仏壇の大掃除の方法についてお伝えしました。強い洗剤やたわしで頑固汚れを落とす水回りなどと違って、かなり慎重に扱わなければならないことが、おわかりいただけたと思います。まずは、白い手袋や筆、茶こしといった掃除用品があるかどうかを確認してみましょう。掃除用品は一度買っておけば長年使えるので、仏壇専用として揃えておくのをおすすめします。
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