永代供養という選択 | 納骨堂や樹木葬の特長
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納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > お墓・お葬式・供養 > 月命日とは?命日との違いや供養を続ける期間
家族が亡くなってからしばらくは、月命日にお墓参りに行ったり、菩提寺の僧侶にお経をあげに来てもらったりといったことを行っている家もあるでしょう。しかしこの「月命日(つきめいにち)」とはどういう意味で、いつまで行うものなのか、ご存じでしょうか。ここでは月命日の意味や供養を続ける期間、お経をあげてもらうための準備やお布施について解説します。
月命日とは、日にちだけの命日のことを指します。例えば3月7日に亡くなった場合、4月7日、5月7日と、毎月7日が月命日です。そして、年に一回限りの月日が同じ命日のことを、「祥月命日(しょうつきめいにち)」と呼びます。祥月命日には年忌法要が行われることも多いので、こちらを命日として意識している人も多いことでしょう。しかし、月命日も、立派に命日の1つです。
月命日には、お墓参りをしたり、短い法要を営んだりするしきたりがあります。この短い法要のことを「月参り」といい、ほかに「月忌参り(がっきまいり)」「月経(つきぎょう)」「常斎(じょうとき)」といった呼び方があります。月に一度、菩提寺の住職が家へ訪れ、仏壇に向かって5分から10分ほどの短いお経をあげるのが月参りです。年忌法要と違い、親族みんなが集まる必要はなく、居合わせた家族がお経の間手を合わせるだけです。また、ご先祖様がたくさんある家の場合は、それぞれの月命日に住職が訪れるわけではなく、月に一回まとめて供養が行われます。お墓が近い家であれば、月参りの後にお墓参りをするしきたりがありますが、絶対に行わなければならないわけではありません。仏壇に手を合わせれば十分とする家がほとんどです。また、住職が檀家に訪れるのではなく、檀家がお寺へ出向く月参りもあります。お寺に位牌堂を設けている地域があり、各家の位牌堂へ檀家が月に一度お参りに訪れるのです。
月参りに来てもらう場合、仏壇を整え、お布施を準備しておかなければなりません。月参りの前日までには、お供え物を買い揃えておきましょう。用意するのは仏花1対と、故人が好きだったお菓子や季節の果物を中心としたお供え物です。家の考えによっては、また亡くなって日が浅い場合は、お膳に食事を用意することもあるでしょう。普段のお供えよりもちょっと豪華に、見栄えよく飾るのがポイントです。また、住職へのお布施も忘れてはなりません。月参りは毎月の行事なので、お布施の相場は3,000円から5,000円ほどと控えめです。なかには檀家全体で月参りのお布施の金額が決まっていることもありますから、総代や近所の檀家仲間に確認してみましょう。
月参りをいつまで続けるかに決まりはありません。一周忌や三回忌をめどにする家もあれば、期限を区切らずずっと月参りを続けてもらう家もあります。檀家全体で「月参りは七回忌まで」などと決められている場合も少なくないようです。基本的には家族の気持ちが大事とされるので、住職側から「もうやめますか」「いつを区切りとしますか」などと促されることはまれです。月参りのやめどきは、家族が決めるものです。気持ちの整理がついたころに、「今年の祥月命日までにしようか」「次の年忌法要までにしようか」などと家族に相談し、月参りに来た住職に意向を伝えましょう。
月命日にお墓参りをする習慣にも、月参りと同様、いつまで続けるかに決まりはありません。家族の気持ち次第であり、月に一度故人に手を合わせることで気持ちが安らぐのであれば、いつまででも続けてよいものです。一方で、引っ越しをしたなどの事情でお墓が遠くなってしまい、毎月のお墓参りが難しくなることもあるでしょう。その場合は、亡くなってからどんなに日が浅くても終了して構いません。負担にならない範囲でお墓参りをするのが、故人と上手に付き合うポイントです。
月命日の意味や期間、準備するものやお布施について解説しました。月参りは、住職と家族の都合を毎月合わせなければならないため、ときには負担になるものです。しかし、故人について束の間でも話ができたり、供養について質問できたりする機会がたびたびあるのは、ありがたいことといえます。とくに家族が亡くなって日が浅いうちは、誰かに話を聞いてもらいたい欲求が募ることがあります。初盆や初彼岸など経験の浅いことにうろたえることもあるでしょう。悩みや疑問は、月参りのときに菩提寺へ打ち明けてみるのがおすすめです。
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