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納骨堂コラム【納骨堂辞典】

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盆踊りって面白い!その由来と全国のユニークな盆踊りを紹介

8月1日は「地獄の釜が開く日」などと称され、死者がこの世へ戻ってくる「お盆」の幕開けといわれています。近年では異常気象ともいえる暑さから、地獄の釜が開く日が年々早まっているような印象もぬぐえませんね。お盆は、盆踊りでイベントのピークを迎えます。盆踊りの由来と、全国のユニークな盆踊りを紹介します。

盆踊り


盆踊りは死者のおもてなしとお見送りが目的

毎年、お盆休みの時期に行われる盆踊りの目的は、死者のおもてなしとお見送りであるといわれています。全国的に8月13日から16日の間に行われるお盆(東京では7月13日から16日)では、各家でお墓参りを行い、家では豪華なお供え物をしてこの世に降りてきた先祖をもてなす風習があります。

盆踊りは、死者とともに踊るための交流の場なのです。また、「死者には長居されると困る」という考え方から、盆踊りはお見送りの儀礼としての意味も持っています。盆踊りはいわばフィナーレ、オリンピックでいえば閉会式のような立ち位置なのです。15世紀にはすでに今のような盆踊りが寺社の境内で行われていることが報告されていますが、時代を追うごとに舞台は小学校の校庭や公民館の広場などに代わり、屋台が現れだんだんイベント化するようになりました。各地で、個性あふれる盆踊りが生まれ、新旧問わずユニークなものがたくさんあります。

 

西馬音内(にしもない)盆踊り(秋田県)

徳島県の阿波踊り、岐阜県の郡上踊りと並んで3大盆踊りと称される、秋田県羽後町の西馬音内盆踊りは、別名「亡者踊り」とも呼ばれています。彦三(ひこさ)頭巾と呼ばれる黒い頭巾で顔を隠し、亡くなった人を模して踊るのです。編み笠を被った女性陣も笠を深くかぶり、顔が見えないようにしているため、幽玄な雰囲気があたりに漂います。力強い振付に伝統の長さを感じる盆踊りです。

参考:羽後町観光物産協会

 

郡上おどり(岐阜県)

8月13日から16日までのなんと4日間、徹夜で踊り続けるのが、岐阜県郡上市の郡上おどりです。しかも、郡上おどり自体は7月中旬からすでに始まっており、9月上旬にわたって開催されます。なかでもお盆の4日間は夜通しとなるため、踊りのクライマックスといえるでしょう。10種類もの踊りを楽しめ、だれでも参加が可能です。オールナイトのライブ感を楽しみたい人は、ぜひ訪れてみてください。

参考:郡上八幡観光協会

 

にゅ~盆踊り(豊島区)

池袋の西口公園で開催されている盆踊りです。ダンスカンパニー「コンドルズ」の近藤良平氏が考案し、毎年ユニークな節回しと踊りを披露しています。ワークショップに集まった参加者とオリジナルの盆踊りを作り上げ、お客の踊りを先導していくという新しい試みが、イベントとしてもユニークです。東京はお盆が1か月早く、7月中旬の開催となるため注意しましょう。

参考:あうるすぽっと

 

無音盆踊り(愛知県)

集まった人たちが個々にイヤホンで音楽を聴き、それに合わせて踊りを踊るため、周囲から見れば無音の中で盆踊りが開催されているように見える、不思議なイベントです。情緒たっぷりな盆踊りの音楽も、周辺住宅からすれば「騒音」。苦情が集まることを恐れ、無音での開催を続けているとか。東海市大田町の「ザ・おおた・ジャンプフェスティバル」で踊られます。踊ってみるのも、ただ見物するのも、新しい体験です。

 

遠刈田温泉仮装盆踊り大会(宮城県)

宮城県蔵王町の遠刈田温泉では、毎年8月中旬に仮装盆踊り大会が行われます。誰でも、どんな衣装でも参加できるこの盆踊りは、まるでハロウィンとお盆が同時に来たような熱気に包まれます。2018年で106回目を数える伝統の長さにも注目です。

参考:蔵王町観光物産協会

 

おわら風の盆(富山県)

富山県富山市で、毎年9月1日から3日にかけて行われるお祭りです。「とやまの文化財百選」に選定されています。なぜ本来のお盆から時期を外して行われるのかといえば、風祭の時期に合わせているためだといわれています。台風が近づく時期、作物が風で倒れ被害となることのないよう豊穣を祈る祭りと、盆踊りが重なったというのです。目深に笠をかぶって踊る優美な振り付けが魅力で、全国各地から見物客が押し寄せます。おわらを踊ることを「芸事」とし、伝統として振り付けを守っていく保存会があるほど、地域に愛された盆踊りです。夏休みが終わり、「今年は盆踊りに行きそびれた……」とうなだれている人は、ぜひ観光がてらにいかがでしょうか。

参考:おわら風の盆行事運営委員会

 

まとめ

盆踊りは全国津々浦々に存在し、一つとして同じものはありません。全国のユニークな盆踊りに出かけてみるもよし、地元の盆踊りを改めて深く味わってみるもよし。一年に一度しかないお祭りの期間を、思う存分に踊りつくしましょう。もちろん、見物だけでも十分楽しいですよ。

 

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