初盆前にやっておきたい9つのこと
故人が四十九日を迎えてから初めてのお盆を「初盆(にいぼん)」といいます。初盆には、普段のお盆と違い、行うべきことがたくさんあるため、前もって知識を持ち、備えておかなければなりません。ここでは初盆前にやっておきたいことを、時系列で並べました。
納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > 2019年1月オープン!都内最大級の本駒込陵苑見学レポート
今、東京都内に続々と納骨堂がオープンしているのをご存知でしょうか。ここ数年間で約30か所(建設中含む)が新たに建てられており、すべての区画が完売するとおよそ12万~15万人が使用することになるそうです。近年建設されている納骨堂のほとんどが自動搬送式納骨堂となっており、現在お墓がない人はもちろんのこと、地方のお墓を墓じまいしその引っ越し先として選ばれるなど、宗教宗派を問わず幅広い受け入れをすることで注目を集めています。
そんな“いまどき”の自動搬送式納骨堂ですが、やはり毛嫌いをする人も多いのではないでしょうか。そこで、実際に自動搬送式納骨堂へ足を運び、その内装や実態をレポート。今回は、東京都・文京区にある「本駒込陵苑(ほんこまごめりょうえん)」に行ってみました。
2019年1月18日に販売開始をした本駒込陵苑。なんと墓数は都内最大(2019年1月現在)だそうで、その広々とした施設と全参拝室が異なるデザインを施したという豪華仕様に注目が集まっています。
最寄り駅は東京メトロ南北線「本駒込駅」です。1番出口をでたらレンタルルームがある右手に進み、向ヶ丘二丁目の交差点まで道なりに進みます。ちなみにこの他にも下記の駅から徒歩で行くことができます。
向ヶ丘二丁目の交差点まできたら、横断歩道で三井住友銀行がある道に渡ります。牛丼チェーンの「すき屋」がある方の道にいたままだと本駒込陵苑とは反対側になるのでここで移動しておきましょう。
横断歩道を渡ったらそこからさらにまっすぐ進みます。信号をわたり「アトラスヒルズ」という大きなマンションを過ぎていきます。
少し進むと「東京スチールサッシ株式会社」という工務店が見えてきます。
この工務店の隣に山門と細い道の参道があり、この先にあるのが……「本駒込陵苑」です!運営は十方寺というお寺が担っているため、山門には「十方寺」と書かれています。そのため本駒込陵苑とは気づかないこともあるかもしれないので注意したほうがよさそうです。また、HPには徒歩3分との記載がありましたが大抵は信号に引っかかってしまうため、所要時間は6~7分みておいたほうがよさそうです。
外観からはそこまで大きな建物にはみえませんが、都内最大の墓数を誇るということで地下1階の地上4階建てとなっています。施設は横幅にも大きく、本堂が納骨堂のすぐ横に独立して隣接しています。
建物に足を踏み入れると、ダークブラウンを基調としたスタイリッシュなエントランスが出迎えてくれました。利用者はここで待ち合わせや休憩など自由に使用することができるそうです。まるでホテルのロビーに併設されているカフェのような雰囲気で、写真左側に移っているテーブル席でコーヒーでも飲みながら一仕事できてしまいそうな、ゆったりと落ち着いた空間となっています。
受付モニターはエントランスに3台設置されています。ほとんどの納骨堂の受付機は1台ごとに独立していたタイプだったので、3台組み込まれてた様式は筆者にとってとてもスタイリッシュに映りました(笑)。人々の動線の邪魔にもならないので画期的だと思います。
まず見学させてもらったのが参拝室。おぉぉ、広い…!
2階と3階が参拝フロアとなっており、全28室の参拝ブースがあるとのこと。筆者がこれまで見てきた大きな納骨堂よりも倍の広さはありそうです。各階で内装デザインのコンセプトが少し違い、1墓99万円の3階「飛龍祥雲」は、フロア全体に日本の伝統文様の一つでもある麻の葉の組子欄間が配されており、とても優美な内装となっています。「麻」には厄除けや魔除けの意味があるそうで、参拝室を拡張高く神聖な空間へと仕立ててくれています。
参拝ブースの中は車椅子が2台くらい入りそうなほどゆったりめ。桜吹雪、雪花紋などの全室異なるモチーフが描かれたモザイクタイルの装飾が施されており、3階に限り本物の金が使用されているのだとか(※写真の矢印がさしている箇所)。
参拝方法については他納骨堂と変わらずモニターにICカードをかざすと厨子が運ばれてくるシステムで、最大8体まで収骨が可能となっています。
極楽浄土の世界にいるとされている大きな飛竜が描かれたモザイクタイルの壁画。壁画の前には椅子が用意されているので、ここで小休憩をすることもできます。フロアが広いため、こうしたちょっとしたイスが用意されているとお年寄りには助かりますね。
続いて2階参拝フロア「花鳥風月」。エントランスと同じくダークブラウンの木材を使用した落ち着いた雰囲気となっています。2階は1墓80万円からとなっており、3階よりも少しリーズナブルな価格帯となっています。
こちらも全参拝ブース全て異なるモザイクタイルのデザインが施されており、桜、菊、紫陽花、百合などのモチーフが描かれおります。
3階で水の神様である飛竜が雨をふらせ、2階は花々が咲乱れ鳳凰が舞うというコンセプトがあるそうで、壁画には鳳凰が描かれています。もちろんここにも小休憩スペースがあります。
4階は客殿と住職の居住スペースとなっているため、まさに住職が毎日ご遺骨を見守ってくださります。またこの他にも喫煙スペースや納骨堂では珍しい授乳室も完備されており、授乳中の赤ちゃんがいるご家族でも安心して参拝ができます。
客殿は法事後の会食や休憩スペースとして使用でき、約60名ほど収容できるため、参加人数の多い葬儀や回忌法要の際でも心配が要りません。
ちなみに客殿の窓からはスカイツリーも見ることができます。
法要室は3階に2部屋あり、いずれも50名ほど収容可能です。50名規模の法要室が館内に2つもあるのはやはり敷地面積が広い証拠ですね。
本堂は1階に独立して建設されており、ここで葬儀などを行うことが可能です。ちなみに副本堂は2階にあり、法事の規模によって使い分けられるそうです。
本堂の天井には先代の住職がデザインしたという自慢のステンドグラスが配されています。御本尊の頭上に色鮮やかなグラスが敷かれていることで、より神々しさが増し、まさに荘厳です。
天井も驚くほど高く、もはや葬儀だけでなく仏前結婚式にも使用できそうなほど豪華絢爛な内装となっています。本堂も50席分のイスが用意されています。
都内最大級の納骨堂とうたわれているだけあら、やはり館内はゆとりがあり広々としておりました。また、麻の葉欄間やモザイクタイルの壁画など、こだわりの世界感が内装デザインに表れており、新しい建物ながらも趣を感じさせてくれます。法要室なども十分な数があり、いつ何があっても安心できそうです。とにかく建物が広々としているので、こじんまりとしているほうが好きな人には不向きかもしれません。しかし、車椅子でも快適に移動できるスペースが保たれているのは、訪れる方にとってもメリットが大きそうです。2019年1月にプレオープンしたばかりですので、気になった方は是非新しいうちに見学へ訪れてみてはいかがでしょうか。
納骨堂辞典では東京や関東の納骨堂の紹介をしています。みなさんのご要望にお応えして人気ランキングや費用、納骨堂の種類についてなども解説していますのでぜひご覧ください。納骨堂辞典|納骨堂・永代供養墓の全て
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