東京のおすすめ納骨堂5選 | 仏壇タイプ偏
納骨堂には棚式、ロッカー式、仏壇式、自動搬送式といくつか種類がありますが、なかでも費用を抑えつつ複数人などの家族で使いたい場合は、仏壇式の納骨堂がおすすめです。ここでは、そんな仏壇タイプの納骨堂でおすすめの場所5つを紹介します。
納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > 体験談・ランキング > 納骨堂は密閉空間?換気の状況と新型コロナウイルス対策について調べました
新型コロナウイルスの流行が続く昨今、「3つの密(密閉、密集、密接)」を避ける観点から、室内墓でのお墓探し・お墓参りをご心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、外墓地や樹木葬といった屋外のお墓と比べると、納骨堂は密閉された空間のように思えます。ですが実際には、建築基準法や消防法により排煙の基準が厳しく設けられているため、納骨堂は一般的な建物と比較して換気に優れていると言えます。
そこで、台東区の「蔵前陵苑(くらまえりょうえん)」、文京区の「本駒込陵苑(ほんこまごめりょうえん)」の2施設を例に、実際の換気の状況について調べてみました。
>>東京都台東区「蔵前陵苑(くらまえりょうえん)」の例
>>東京都文京区「本駒込陵苑(ほんこまごめりょうえん)」の例
画像は蔵前陵苑公式HP(https://kuramae-ryoen.jp/)より引用
2018年にグランドオープンした自動搬送式納骨堂。納骨だけでなく、葬儀も対応できるワンストップ型。4路線4駅からアクセスできる好立地で、6階からはスカイツリーを望むことができます。館内全体がとても清潔で明るく、カフェスペースのほか、喫煙所にパウダールーム、授乳室など、他の納骨堂にはないような設備も充実しています。
各室天井内の機械給排気システムで換気を行っています。
厚生労働省は、新型コロナウイルスの集団感染発生リスクの高い状況を回避するための換気の方法として、専門家検討会の見解をもとに「1人当たり毎時30㎥」の換気量の確保を推奨しています。(参照:厚生労働省の資料)
蔵前陵苑の主なエリアの毎時換気量および推奨人数は下記の通りです。
※推奨人数は、毎時換気量を厚生労働省の推奨換気量(1人当たり毎時30㎥)で割って算出しています。
場所 | 毎時換気量(㎥/h) | 推奨人数(人) |
1階エントランス | 420 | 14 |
2階本堂 | 1260 | 42 |
3階参拝室 | 1050 | 35 |
3階副本堂 | 990 | 33 |
4階法要室1 | 2280 | 76 |
4階法要室2 | 930 | 31 |
5階客殿1 | 1740 | 58 |
5階客殿2 | 600 | 20 |
6階参拝室 | 1050 | 35 |
6階ラウンジ | 930 | 31 |
各フロア10ブースの参拝室に対して、35名分の必要換気量が確保されています。さらに、蔵前陵苑では見学者の密集を避けるため、見学の時間帯が他の方と重ならないように調整してくださっています。お墓探しの際は、ぜひ事前に予約をしてから見学しに行きましょう。
画像は蔵前陵苑公式HP(https://kuramae-ryoen.jp/)より引用
価格 | 年間管理費 | |
ベーシックタイプ | 85万円 | 15,000円 |
ハイグレードタイプ | 103万円 | 16,000円 |
※価格には銘板および字彫り、法名(戒名)授与、永代使用、永代供養、遺骨収蔵厨子などを含みます
2019年にオープンしたばかりの納骨堂。都内最大規模の墓数を誇る大規模納骨堂で、施設内では葬儀も法要も行うことが可能。本堂のステンドグラスや、モザイクタイルのあしらわれた華やかな参拝室は必見です。
各室天井内の機械給排気システムで換気を行っています。
本駒込陵苑の主なエリアの毎時換気量および推奨人数は下記の通りです。
場所 | 毎時換気量(㎥/h) | 推奨人数(人) |
1階エントランス | 1110 | 37 |
1階本堂 | 1440 | 48 |
1階法要室 | 510 | 17 |
2階参拝室 | 1290 | 43 |
2階副本堂 | 600 | 20 |
3階法要室1 | 1500 | 50 |
3階法要室2 | 630 | 21 |
3階参拝室 | 1440 | 48 |
4階客殿1A | 480 | 16 |
4階客殿1B | 480 | 16 |
4階客殿2 | 330 | 11 |
各フロア14ブースの参拝室に対して、40名以上分の必要換気量が確保されています。客殿の換気量は他の部屋と比較してやや少なめですが、上記はあくまでも部屋を閉め切った場合の数値。実際にはドアや窓を開放しているため、換気の心配は無さそうです。
画像は本駒込陵苑公式HP(https://honkomagome-ryoen.jp/)より引用
価格 | 年間管理費 | |
2階 花鳥風月 | 80万円 | 12,000円 |
3階 飛龍祥雲 | 99万円 | 12,000円 |
※価格には銘板および字彫り、戒名授与、永代使用、永代供養、遺骨収蔵厨子などを含みます
納骨堂の参拝室は、一見すると窓が開放できる仕組みになっておらず、密閉されているように思える施設もあります。ですが、各室天井内の機械給排気システムで換気を行っているため、窓が開いていなくても空気の入れ替えが行われていることがわかりました。来苑者数に対する実際の換気量も、厚生労働省の推奨する水準を満たしており、換気の良い環境と言えそうです。
お墓は、新型コロナウイルスが収束してからもお参りに通う大切な場所です。室内墓での感染リスクを必要以上に心配してしまうことなく、ぜひ、正しく対策を講じながらお墓探しを進めましょう。
納骨堂辞典では東京や関東の納骨堂の紹介をしています。みなさんのご要望にお応えして人気ランキングや費用、納骨堂の種類についてなども解説していますのでぜひご覧ください。納骨堂辞典|納骨堂・永代供養墓の全て
納骨堂には棚式、ロッカー式、仏壇式、自動搬送式といくつか種類がありますが、なかでも費用を抑えつつ複数人などの家族で使いたい場合は、仏壇式の納骨堂がおすすめです。ここでは、そんな仏壇タイプの納骨堂でおすすめの場所5つを紹介します。
都内最大級の自動搬送式納骨堂「本駒込陵苑(ほんこまごめりょうえん)」では、2021年1月から、公式アンバサダーによるPRを実施しています。新型コロナウイルスの感染予防のために現地の見学を控えている方に対して、お墓を使用している方のリアルな声を届けることを目的とした企画だそうです。アンバサダーに認定された方には本駒込陵苑のお墓の使用権が進呈され、実際にお墓を使用した体験を元に、施設やサービスの魅力を発信しています。
納骨堂は、一昔前までは身寄りのない人の遺骨や遺骨の一時預かり場所として利用されてきましたが、最近では参拝しやすいように工夫された小スペースながらもお墓として立派な機能をもつ施設が首都圏を中心に急増してきています。そこで悩むのが、従来型の石のお墓と納骨堂どちらを選んだらよいのか?ということ。今回はお墓と納骨堂のメリットデメリットを比べてみて、どんな人が納骨堂に向いているのかまたどんな人がお墓に向いているのかタイプ別に検証してみました。
近年、価値観の多様化や家族の在り方の変化を反映し、お墓の形は納骨堂などの様々な形を取るようになりました。また、必ず継承してきたお墓に入る、夫の家系のお墓に入る、という概念も変わりつつあります。今回はそのような社会の流れと、そして夫婦でお墓を別にしたい、独り身でお墓に入る予定、女性同士でお墓に入りたい、という人々のための女性専用の納骨堂やお墓について紹介します。
都心に近いお墓が高価でなかなか手が出ない現代において、アクセス良好で雨天でもお参りしやすく、通常のお墓よりも安価な納骨堂の存在が注目を浴びています。今では様々なタイプの納骨堂があり、比較検討するには時間がかかるようになってきました。そこで、納骨堂のタイプ別に、メリットとデメリットをまとめました。
第1位
第2位
第3位
第4位
第5位