戒名とは?どのように授かるの?新しい授かり方って?
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「リビングウィル」とは英語で”Lliving Will”となり、生前の意思という意味です。つまり、主に延命治療についての自らの希望になります。しかし、どうやって決めたらいいかなど、詳細はわからない人も多いのではないでしょうか。最近では葬儀やお墓についての内容が含まれることもあるそうです。ここれでは、より良いリビングウィルを行うために、基本事項と昨今の現状について説明したいと思います。
自分が回復する見込みのない病気に罹患したとき、「人工呼吸器など機械に生かされるのは望まない」「あらゆる手をつくして1秒でも長く生きていたい」「多少死期を早めても、苦痛のない安らかな最期を迎えたい」など様々な希望があると思います。それを元気なうちに記しておくことが「リビングウィル」です。
厚生労働省の終末期医療についてのガイドラインにも、リビングウィルについての記載があります。
参考文献:(社)全日本病院協会 終末期 医療の指針(案)|厚生労働省
厚生労働省によれば、リビングウィルなど終末期医療に関しての認知が広まれば、自分の意志を明確に表す人が増え、尊厳を持って死を迎える人も多くなるという予見からリビングウィルを推進しています。また、新聞の世論調査によりますと、81%の人が「無意味な延命治療は望まない」と答えているそうです。(朝日新聞2010年・読売新聞2013年による)
しかし、医療行為を行う側は、患者の意思がわからない場合には医療行為を中止できず、本人の意思に合わない延命治療が行われていることも事実です。さらに、医療費が家族に負担され続けてしまう問題もあり、もし元気なうちに意思表示をすることができれば、不要な延命治療や医療費の問題も軽減されることでしょう。
では、リビングウィルはどのように記せば良いのでしょうか。まずは、公的な指針として、前項の厚生労働省の「終末期医療の指針(案)」の中に、「終末期医療における希望事項」という簡易にリビングウィルを行うことができる書式があります。こちらを基本的には参考にするのがよいでしょう。ただし、書式は必ずこの通りでなくてもかまいません。特に家族や親族は、延命を希望することが多いので必要に応じて家族にも確認をとって同意の書類をもらいましょう。これが延命治療に対する必要最低限の狭義のリビングウィルとなります。
もし、治療の他に苦痛を和らげる措置をできる限り行って欲しいなど要望がある場合は「その他の項目」に具体的に記入しましょう。リビングウィルは、決まった書式がないの自由に書き記すことができるのがメリットです。ただし注意したいのは、延命治療について記述する場合「医学的に回復が不可能な場合」「植物状態が長期にわたって続いた場合」など、どの状態で延命治療を停止するか医療を行う側が判断できる明確な記述が必要です。そのため、雛形を参考に自署をして、2~3年に1度更新するのがおすすめです。
リビングウィルは生前遺言書の意味合いもあります。延命治療についてはもちろんですが、自分の葬儀やお墓のことなども含めて書き残すことができます。通常の延命治療についてのように、葬儀やお墓など主に家族に宛てたものも、具体的で明確な記述があればいざというときにすぐ動くことができるので、希望がある場合はきちんと書き記して保管場所も伝えておくことが重要です。例えば葬儀は◯◯式で、呼ぶ人はどのくらいで、その費用は◯◯を充てる、など記載してみましょう。
病気によってはなんの覚悟もないまま亡くなってしまうケースもあり、意思表示をしたくてもできない状態になってしまうこともあります。そんなとき、残された家族は例え回復の見込みがなくても長い期間に渡って看病を強いられることになるかもしれません。そうなる前に早めに「リビングウィル」の準備を行い、作成した場合はその内容や保管場所を家族に伝え、急に必要になったときにスムーズに手続きができるよう準備を整えておきましょう。
「自分らしい最期」を迎えるためにリビングウィルは有効です。自分の逝き方について向き合うのは決してネガティブなことではありません。人間誰しも避けて通れない「死」。どうやって迎えるか一度見つめてみてはいかがでしょうか。そして具体的な意思表示を記した書面を準備して、きたるべき時に備えて保管しておきましょう。
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