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納骨堂コラム【納骨堂辞典】

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お寺離れを防ぐ、時代に合わせた取り組みを紹介!カフェからプラネタリウムまで

カフェなどで人が集まる機会を作ったり、プラネタリウムを作ったり……。お寺離れが叫ばれるなか、時代に合わせた取り組みを行っているお寺がたくさんあります。この記事では、ユニークな事例を参照しながら、お寺生き残りのための極意を考えていきます。


お寺が運営するカフェが全国に点在する

人を集めるお寺の取り組みとして有名なのがカフェです。例えば、おしゃれの発信地代官山には、浄土真宗信行寺が運営する「寺カフェ」があり、「ココロとカラダのデトックス」を目的として、精進料理を提供したり、僧侶が現代人の悩みを聞いたりしています。お寺が運営するカフェは全国的なブームを見せており、ブームの火付け役となった浄土真宗光明寺の「神谷町オープンテラス」(東京・港区)をはじめ、真言宗金剛院の「赤門テラス なゆた」(東京・豊島区)、浄土宗寿源寺の「周防大島 OTera Café」(山口)、浄土真宗仏光寺派本山仏光寺の「D&DEPARTMENT KYOTO」(京都)、浄土宗専求院の「カフェ・ルードー」(青森)など、いずれも現代的でおしゃれなつくりが魅力です。共通しているのは、ただ飲食物を提供するカフェに留まらず、人と人との交流の場を大切にしていること。子育てサロン、お寺婚活など、カフェ内でイベントを行っているお寺が多いのが特徴です。

 

学童保育もお寺なら安心感がある

カフェと同様に、全国的に広がりつつあるのがお寺の学童クラブです。「寺子屋」的な性格を発揮し、放課後の居場所として子どもに境内を提供しています。夏はウォータースライダーを作ったり、プールを作ったりといった楽しい取り組みをしているのが浄土真宗福祐寺(愛知)。学童保育をお寺が実践するのは、地域のみんなと共に歩む、本来のお寺のあり方を取り戻そうとする取り組みといえるでしょう。親としても、「お寺に預けられるなら」と、何ともいえない安心感があるのではないでしょうか。

 

お寺の中のプラネタリウム、スラックライン……レジャー施設のようなお寺

東京都葛飾区にある浄土真宗證願寺は、まず外観のユニークさが目を引きます。クジラとネコのイラストがあしらわれた外壁、狛犬の置かれるような場所に鎮座するライオンと恐竜。そしてお寺の中には、なんとプラネタリウムがあるのです。宇宙好きの住職が私費を投じて作ったものということですが、予約が殺到する人気施設となっています。また、真言宗浄光寺(長野)には本格的なスラックラインの設備があります。スラックラインとは、ベルト状のラインを使って綱渡りをするスポーツのこと。「スラックライン部」を発足し、スラックラインの世界チャンピオンを出したという実績まであります。

 

人を集めて「布教のためにどんな取り組みをするか」が大事

以上のような取り組みは、ただ人を集めるだけで終わってしまうと、「お寺で行う」ことの意義が失われてしまう恐れがあります。ただ「場所を貸す」だけで終わってしまわないよう、人を集めたうえで、布教のための取り組みを行うのが肝心です。例えば、冒頭で紹介した代官山の「寺カフェ」では、複数の僧侶がカフェに訪れた人の悩みを聴き、仏の教えに従ってアドバイスをしています。僧侶の出勤表をインターネットで公開しているため、人はまるでカウンセラーに会いに行くような感覚でカフェを訪れることができるのです。このように、人を集めることができたなら、真の意味で「お寺離れ」が食い止められるような仕組みを考えるのが必須といえるでしょう。

 

サロンのような納骨堂を設け、イベントを開催する

人を集め、お寺離れを食い止めるという理想をストレートに叶えてくれる可能性があるのが、納骨堂の設置です。今、サロンのような明るい空間を演出できる納骨堂が、都心を中心に増えてきています。ガラス張りで陽当たりの良い休憩所を設けるなど、まるでホテルのロビーのような場所でくつろげる納骨堂です。そこでお彼岸やお盆の時期に供養祭を行えば、立派に人の集まるイベントとなります。「供養祭」とすると少し堅苦しいイメージがあるため、「感謝祭」などと名称を変え、終活セミナーや相談会などを開ければ、近くでお墓を求めている人にも集まってもらえるきっかけになるでしょう。地域に開かれた納骨堂の設置は、人を集めること、仏道を広めること、2つを同時に叶えるために有効です。

 

まとめ

お寺離れを防ぐ試みには、さまざまなものがあります。これからお寺に人を集める取り組みを始めたいなら、まずは地域で必要とされていることは何なのかをリサーチすることが重要です。この記事ではカフェや学童保育、レジャー施設などを取り上げましたが、過疎化・高齢化の進む町では老人福祉のための取り組みが功を奏するかもしれません。婚活の場が求められているところもあるでしょう。ニーズを的確に捉え、地域に貢献できるような取り組みを行うことが重要です。

 

 

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