MENU

納骨堂コラム【納骨堂辞典】

納骨堂コラム【納骨堂辞典】

納骨堂コラム【納骨堂辞典】

納骨堂を購入しようかお考えの方が疑問に思うことをまとめました。
そもそも永代供養とは何?納骨堂は散骨とはどう違うの?といった納骨堂のコラムを紹介します。

納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > お墓・お葬式・供養 > お焚き上げって何をするの?

お焚き上げって何をするの?

大事な人が亡くなった後に行わなければならない手続きや、遺品整理について調べていると、「仏壇・遺影のお焚き上げを承ります」などといった文面が目につきます。そこで初めて「お焚き上げ」を知る人も多いことでしょう。お焚き上げとは具体的に何をするものなのか、誰に依頼すればよいのかについて解説します。


お焚き上げとは、思いがこもった品物にお経をあげてから処分すること

お焚き上げとは、もう必要はないけれど処分をちょっとためらってしまうようなものを寺院に預け、お経をあげてから処分してもらうことをいいます。「処分をためらってしまうものって何だろう?」と、ピンと来ない人もいるかもしれません。例えば、昔お気に入りだったぬいぐるみや、小学校の頃に一生懸命描いた絵、賞状、制服などが、実家の片隅に眠っていませんか。何となく、燃えるゴミの袋に、みかんの皮や魚の骨などと一緒に捨てるのは忍びないですよね。愛着のあるものに、お世話になった感謝の気持ちを表してから処分できるのが、お焚き上げです。以前は、お経をあげたらそのまま燃やすのが主流となっていました。しかし、今では多くの寺院が、自治体の取り決めに従った処分を行っています。

 

年末の札供養、人形供養などは魂を抜く行事として昔から行われてきた

お焚き上げには、想いの込められたものから魂を抜くという意味もあります。お世話になったものに感謝するというよりも、魂抜きの方が、本来の意味としては強いものです。年末年始に、あるいは旧正月のどんと焼きで、古いお札を焼いたことはありませんか。どんと焼きは、火の神様の力でお札に込められた魂を天に還すための行事といわれています。また、お経をあげることでものに宿った魂を抜くことができるという考え方もあります。札供養をはじめ、人形供養などといった形で、お焚き上げは古くから行われてきました。

 

遺品整理のときに、処分をためらうものは必ず出てくる

日常生活をしているぶんには、お焚き上げの文化に触れられる機会は年末年始くらいしかありません。しかし、ご両親などが亡くなって遺品整理をしていると、処分をためらうものがたくさん出てきます。故人が使っていた衣類、傘、文房具、キッチン用品やタンスに至るまで、「他のものと一緒に、ごみとして処分することはできない」と思う人は多いのではないでしょうか。日記やアルバムであればなおさらです。一度ためらうと、どんなものにも想い出が浮かんでくるもの。必要ないのに捨てる勇気もないのであれば、お焚き上げがベストな選択です。

 

心当たりのある品物があれば、まずは身近なお寺をチェック

お焚き上げは、わりと身近な寺院で行っていることがあります。ただ、スペースの都合もあり「人形供養だけ」「数珠や位牌など仏事にちなんだものだけ」などとしているところが多いでしょう。もしも、タンスや本棚といった大物や、キッチン用品など日用品をお焚き上げしてほしいと思ったら、とくに遺品のお焚き上げを行っている寺院へお願いすることになります。身近にお焚き上げをする寺院が見つかったら、遺品のお焚き上げもやってくれるかどうか問い合わせてみるのがポイントです。お布施の金額については、お焚き上げをする品物によっても変わってきますから、合わせて問い合わせましょう。

 

遺品整理業者が提携寺院に持ち込んでくれるケースもある

大物OKの寺院であっても、お焚き上げするものを自分で持ち込まなければならないケースがほとんどです。軽トラックをレンタカーするのも一案ですが、もっとスムーズなのが、遺品整理業者に依頼する方法です。遺品整理を専門で行っているプロの業者であれば、ほとんどがお焚き上げのできる寺院と提携を結んでいます。処分する家財の全てを寺院に持ち込んでお焚き上げをしてくれる業者も少なくありません。遺品を整理する段階で、お焚き上げのできる業者に任せてしまえば、あとで処分に悩む必要もないのです。処分にためらう大きな遺品がたくさんある場合には、遺品整理のプロにお任せするのをおすすめします。

 

まとめ

以上、お焚き上げについて解説しました。ぬいぐるみ一体、衣類一着といった少量の場合には、身近な寺院へ相談し、自分で持ち込むのが最もスムーズでしょう。また、お札など宗教に関係のあるものなら、年末まで待てばお焚き上げの機会が巡ってきます。しかし、自分一人では運べないものをお焚き上げしたいときには、業者に依頼するのが近道です。お焚き上げをする品物によって、ベストな方法を見つけましょう。

 

関連記事:遺品整理のコツとは?効率よく家族の持ち物を徹底的に整理しよう

納骨堂辞典では東京や関東の納骨堂の紹介をしています。みなさんのご要望にお応えして人気ランキングや費用、納骨堂の種類についてなども解説していますのでぜひご覧ください。納骨堂辞典|納骨堂・永代供養墓の全て


合わせて読みたい

葬祭ディレクターとはどんな資格?何をしてくれるの?

葬儀社のHPやチラシに「1級・2級葬祭ディレクターが安心の葬儀をご担当します」などと書かれてあるのを、見たことのある人もいるでしょう。葬祭ディレクターという名称を聞くと、それだけでプロっぽくて安心してしまいがちですが、実際にはどんな資格で、何をしてくれるのでしょう。葬祭ディレクターについて解説します。

手元供養のペンダント

手元供養とは弔いの新たな形。その背景や料金を解説

手元供養は、新しい供養の形態として近年注目されています。その名の通り、遺骨や遺灰をお墓に収めず、家に置いておくのです。手元供養が出現した背景には、お墓参りや供養のあり方をめぐるさまざまな事情があります。ここでは、手元供養の方法や費用についての情報をまとめました。

互助会、葬儀社、葬儀社紹介サイト、何が違う?それぞれ上手に利用するコツ

お葬式をどこの葬儀社に依頼しようかと検討したとき、複数の選択肢が浮かび上がってきます。互助会や葬儀社といった名称に戸惑い、「何が違うの?」と疑問に思うこともあるでしょう。互助会と葬儀社、そして葬儀社紹介サイトの違いを解説し、それぞれ上手に利用するためのコツをご紹介します。

手元供養とは

手元供養とは?遺骨すべてを保管するのは違法ではない?

亡くなった人をお墓に埋葬することは昔からのしきたりです。遺骨は一般的に四十九日を終えると埋葬されまが、最近では手元供養という新しい供養の形も見られるようになりました。手元供養とは遺骨を自宅に置いて供養するもので、自宅供養とも言います。今回はこの手元供養について解説します。

永代供養という選択 | 納骨堂や樹木葬の特長

近年は従来のようにお墓に埋葬される方だけでなく、寺院への永代供養、納骨堂、樹木葬、そして散骨などの新しい葬法を選ばれる方もいます。けれど、いずれの方法も実施後に後悔するという話もあとを絶ちません。これらの葬法の中身を事前に知っておけば、不安や後悔も軽減されるでしょう。

一覧に戻る

カテゴリ検索

納骨堂人気ランキング

第2位

納骨堂・東京|満照山眞敬寺 蔵前陵苑【まんしょうざんしんきょうじ くらまえりょうえん】

この納骨堂をみる >

第4位

納骨堂・東京 | 一行院千日谷浄苑【いちぎょういんせんにちだにじょうえん】

この納骨堂をみる >

第5位

納骨堂・東京 | 龍澤寺の納骨堂ゆめみどう【りゅうたくじのうこつどうゆめみどう】

この納骨堂をみる >

  • 東京の納骨堂
  • 関東の納骨堂

最新の納骨堂コラム

関連サイト

運営者情報

ページの先頭へ