喪中とは?忌中と喪中の違いと過ごし方
喪中や忌中といった言葉は聞いたことはあるでしょうか。喪中という言葉は、ときおり年末に年賀状の代わりに送られてくる喪中はがきのおかげで広く知られているでしょう。もう1つ忌中という言葉はあまり知られていないかもしれません。この喪中と忌中といった2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。意味と違いについて見ていきましょう。


納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > マナー・慣習 > 離檀料はいくらくらいが適正?離檀をする際に考えるべき事
墓じまいや改葬に伴う菩提寺との離檀問題。テレビや週刊誌、ネットでなどでは跡継ぎがいないなどの理由で寺院側に離断を申し出たところ、高額な離檀料を請求されたといったトラブルに発展したケースがたびたび取り沙汰されています。しかし実際は離檀料という言葉自体、メディアが造りだした造語であり高額な離檀料を請求する寺院はごく一部のケースであるようです。ここでは離檀料の実際や、離檀料を支払う場合の適正額について考えます。

離断(りだん)とは、寺と檀家の「寺壇関係」を断ち切ることを指します。もともと寺壇関係とは、菩提寺(先祖代々の遺骨が埋葬されているお墓があるお寺)へ檀家が金品などの布施や寄進をすることで、菩提寺から専属的な先祖供養をしてもらうためにあったのですが、近年檀家の子孫たちが田舎から都会へ生活の場所が移ってしまい、田舎にある先祖のお墓を訪れることが困難、あるいは現在の生活圏に移したいといった希望からお墓の改葬などを目的に離檀をする人が増えています。多くがお墓参りをすることが難しくなってしまったり、後継ぎがいないなどの理由によって離檀を選択しますが、中には住職の人柄が受け付けない、などの感情的な理由の場合もあります。

離檀を希望する場合、菩提寺の住職と一方的に連絡を断てば成立してしまうでしょう。もちろん筆者はこのような乱暴な方法はおすすめしませんが、それでできてしまうのが離檀です。恋人との別れ、夫婦の別れ、職場との別れ、一方的にいなくなってしまえば、関係性は自然と消滅してしまいます。離檀の場合もこれと同じです。
ところが、もしもお墓が菩提寺の境内にある場合、離檀をするには必ず寺院の了承が必要となってきます。なぜなら、墓じまいでも改葬でも、お墓のなかから遺骨を取り出す際は墓地の所有者である寺院側に許可を得ないとならないからです。また改葬の場合は「改葬許可申請書」という書類を改葬先に提出しなくてはならず、その書類には墓地の管理人である寺院の署名と捺印が必要になります。ご先祖様のお墓や遺骨をこれまでずっと管理供養してくださった寺院の承認が公的文書として必要になるため「遺骨が人質に取られてる」と言う表現もあながち的を射ています。このような力関係から、高額な「離檀料」を請求する寺院が一部あるのも、残念ながら事実です。
週刊誌やワイドショーなどのメディアで「離檀料にウン百万円請求された」などの扇情的なニュースを見かけることも多いのではないでしょうか。墓離れやお墓の引っ越しが増える中、離檀は現実的な問題として受け止めている方は大変多くいるでしょう。
さて、この離檀料についてですが、結論から言うと支払う法的な根拠は全くないようです。寺院と檀家関係を結ぶ際に契約書を交わし、その中に離檀について記載された条項でもあれば話は変わってきますが、ほとんどの場合、檀家になるにあたって契約書を交わすことはありません。ただ、この離檀料不要論は、あくまでも「法的に」の域を出ません。例えば、檀家は寺院に対して布施や寄進を求められることがあります。本堂の改修工事をするために檀家1件あたり○○円をお寺に寄付する、というようなものです。本来「布施」とは他人に財物を施すことで、契約上の支払いではありません。「お気持ちで」という言葉が言い表しているように、布施をする側の任意が認められているたぐいのものです。ですから、気持ちがなければ支払わなくてもいいというのが論理的には許されます。しかし実際に寺院はこの「お気持ち」の原理で運営されています。筆者としてはこれまで先祖代々の供養を担ってきてくれた感謝の気持ちを表すものとして、離檀料としてではなく、お布施を包んでもよいと考えます。
離檀料は、これまで先祖供養をしていただいた寺院への感謝の表れであるべきです。そのため、寺院から金額設定をしてそれを請求するのは、宗教が持つ目に見えないものである「お気持ちの原理」から考えると本末転倒の感が否めません。しかし逆に、檀家側も契約関係にないから離檀料は不要、と切り捨てるのもいかがなものかと筆者は考えます。相場があってないものですから、適正金額そのものが不明瞭なのですが、さまざまなネットや書籍、そして筆者が個人的に複数の寺院に聞いて回ったところをまとめると、世帯年収によって大きく幅はありますが3万円~20万円くらいを包むのが妥当なのではないかと考えます。簡単にいうと、法要や葬儀における供養料のときに出せるどの金額を包めばよいのではないかということです。世間では寺院が最後に檀家からお金を絞りとろうとして高額な離檀料を請求するといった風潮がありますが、中には、本来は存在しない「離檀料」など受け取らない、という寺院もあります。
これがまさに、「お気持ち」の世界なのです。
「人が亡くなると浄土に行く」「地獄に堕ちる」などと、仏教では説きますが、現実に浄土や地獄などの死後の世界を見た人は、おそらくこの世に一人もいないでしょう。しかし、人間はそのような物語を必要とする生き物です。世界中の宗教は古代より目に見えない死後の世界を語り、その物語の世界があるということを前提に形成されてきました。目に見えないものしか信じることの出来ない現代人にとって、あるのかないのか分からない死者供養に、そしてそのお寺から抜け出すのにお金を払うことに、価値は感じられないでしょう。しかし、私たちにとって大事だったあの人が死んだ後に苦しんでないか、どこに行ったのか、と目の前にいない人間の行方を考えてしまうのが人間の習性ですし、その受け皿として宗教が存在します。その習性には「あの人には報われてほしい」「あの人を偲ぶ私自身も報われたい」という根源的な願いがあるということを、人々も、そして寺院側も忘れてはなりません。そしてその目に見えない感謝の気持ちの表れが、「お気持ち」としてのお金(=布施)だと、筆者は考えます。
離檀料の支払い義務は法的にはありません。もし離檀を申し出た際に数百万という高額な料金を請求された場合は、役所の担当者、あるいは法律の専門家などに相談してみるのも手でしょう。ただ、そのようなお寺ばかりでは決してありません。きちんと菩提寺の住職に理由を説明すればトラブルに発展することはありませんおで、黙って関係を断つといったやり方ではなく、誠意をもって対応することをおすすめします。
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