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納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > 用語・豆知識 > ペット霊園とは?利用時の注意点
ペット霊園とは、主にペット専用のお墓やペットを供養するための施設を指します。ペット霊園という言葉は厳密に定義されているわけではなく、解釈や捉え方で変わる部分でもありますが、ここではペット霊園はどのようなものか、利用時の注意点を中心に詳しく説明していきます。

ペット葬儀とは、祭壇で家族とペットの思い出を偲ぶ、また最後の別れとなるペット火葬までの一連をおもに指します。ペット葬儀のことをペット葬と呼ぶこともあります。ペット葬儀が行われた後にペット霊園にて供養されるのですが、ペット霊園によっては、お墓だけではなく、ペット葬儀ができる施設が併設されているところもあります。また、火葬場があるところ、お墓だけのところ、骨上げができるところなど霊園によって違いがありますので、利用を検討する際には事前に何ができるのか確認しておきましょう。
ペット霊園の数は詳しい統計結果がないため、正確な数は把握できていないようです。しかし、2010年11月8日に環境省で行われた会合「中央環境審議会動物愛護部会 動物愛護管理のあり方検討小委員会(第6回)」の議事録の中で、500~800ヶ所あるのでは、という見解が示されました。ペット霊園やペット葬儀会社に関しては法律上、国や自治体などに届け出の許可が不要なため、行政も把握しきれず、劣悪な環境で遺骨の保管をしたり、埋葬せずに放置したりなど管理の行き届いていない霊園や葬儀会社も一定数あるのが現状です。
参考文献:中央環境審議会動物愛護部会 動物愛護管理のあり方検討小委員会(第6回)議事録
人間の場合、火葬や埋葬に関しては「墓地、埋葬等に関する法律」に基づいて行われますが、また、人間の霊園運営の参入は誰でもできるわけではなく、宗教法人や自治体、公益法人などの公共団体に限られており、自治体に申請し、経営状態に問題がないことを厳密に審査される必要があります。
一方、ペットの場合、法律上の定義や許可など決められたものはなく、また運営するにあたり審査基準があったり法律で整備されているわけではありません。しかし、誰でも自由に運営できるわけではなく、多くの都道府県がペットの葬儀や埋葬に関する条例を定めています。近年ペット霊園の数が増えるに従い、人間の場合と同じく霊園の場所によっては近隣トラブルが増えたり、火葬をするといってせずに不法投棄をする悪徳業者なども増えたりしているため、行政としては規制をかけるようになりました。実際に板橋区では平成21年よりペット火葬場等の設置が許可制になり、新潟市では許可制に加え事前に地元住民への説明義務も課しています。
ペット霊園の規模により設備やサービスも異なります。主なものとしては、以下になります。
人間と同じように石のお墓を建てる一般的なお墓や、建物内に遺骨を納められる納骨堂が一般的です。また、他のペットと同じ場所に埋葬される合葬墓や、まだまだ数は少ないですが人間と同じお墓に入れるという所もあります。
ペット霊園に併設してペット葬儀、別名ペット葬ができる設備もあります。祭壇も用意され、お寺によっては僧侶に供養してもらうことも可能なようです。
葬儀施設と一緒になっているペット霊園もあります。ただし、火葬場を定位置に決めてしまうと近隣住民から苦情がくる場合があるため、その対策として移動火葬車を使うという葬儀会社や霊園もあるようです。ペットの亡骸を飼い主の家まで取りに行き、そこで簡単な葬儀をした上で移動火葬車にて火葬といった具合です。

ペット霊園だけでなく、ペット葬儀会社も含めてペットの供養・埋葬時のトラブルも増えているようです。なかには思いもよらない高額な請求をされた、明らかに他の動物の遺骨が混じっていた、また2017年1月末で廃業した大阪府枚方市のペット霊園「宝塔(ほうとう)」は、霊園にペットの遺骨を埋葬している利用者への告知が十分でないまま墓地の解体を行い問題となりました。これらの悪徳業者は一部ではありますが、少しでも安心して任せられるペット霊園を探したい場合、口コミや評判を調べる、金額や利用規約を確認するなどのことが必要です。
ペット霊園について注意点も含めて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。もし、ペットが亡くなったときにただ火葬するだけではなくてしっかりと供養してあげたい、お墓も作ってあげたいという希望があるようであれば一度調べてみると良いかもしれません。
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