喪主と施主の違いを解説。頼まれた時のために知っておこう
喪主を務めなければならない機会は、多くの人にやってきます。しかし、葬儀においては喪主だけではなく「施主」も大切な仕事です。大抵は兼任することになるため誤解されがちですが、本来喪主と施主はまったく別の役割なのです。ここでは、喪主と施主の違いについて解説します。


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お墓の引っ越しをすることを「改葬」と呼びますが、最近その手続を代行するサービスが増えています。特に寺院墓地の場合、現在法要など供養を一括で依頼をしているお寺の檀家を辞めるということになるため、離檀手続きなどの交渉を代行で行ってくれるため人気を集めているようです。ここでは、そんな改葬代行サービスについて詳しく紹介します。

改葬とはお墓の引っ越しを言います。今までのお墓を更地にして墓地管理者に返還し、新しいお墓に遺骨を移します。しかし改葬に当たっては、引っ越し先のお墓を探すだけでなく、お世話になっているお寺との話し合いや、法的な手続きが必要になるため、手間も時間もかかってしまうのが現状です。そしてこの一連の手続きを代行してくれるのが「改葬代行サービス」です。これは以前から行政書士事務所が行政手続きなどを行っていましたが、今では大手の霊園業者や、専門の会社も参入しているようです。
参考文献:改葬(墓じまい・お墓の引っ越し)とは?流れ、費用、メリット・デメリット等
一般に、改葬の手順は次のようになります。
今あるお墓が遠方である場合などでも、事務的な手続きは郵送でも行えますが、慣れない手続きゆえに間違えて何回も送付し直すことも少なくないようです。また、一番こじれやすいのが、元のお墓が寺院墓地であった場合です。改葬するにあたって、住職に申し出をしなくてはならないため、この話し合いが円満にできるかどうかが重要です。
いいことづくめに思われますが、改葬代行サービスには問題点もあります。
どの程度の費用が掛かるのか、行政書士や、代行サービス会社のホームページなどに書いてある場合がありますが、墓石の大きさや墓地の広さ、今までの墓地と新しい墓地との距離などで料金が変わって来ることがあります。ホームページに書いてあるのは基本料金で、実際に墓地の大きさを図ってみたら大幅に金額が上がった、重機などが入れない場所のため手作業になり人件費がかかったなど、多数あるようです。
代行サービス会社の中には、社内に行政書士がいない会社もあります。その場合、行政書士を外部から手配するため、手数料が上乗せされて割高になることがあります。さらに悪質な会社であれば無資格の者が行うケースもあると聞きます。無資格の者が代行業務を行うのは違法です。大切なお墓をこのような業者に任せてはいけません。
会社を休めない、年齢的に手続きが億劫だなど、改葬代行サービスを頼みたいと思う人はたくさんいるでしょう。その場合は、信用のおける行政書士事務所、代行会社を選ぶことが大切です。特に代行サービス会社に依頼する場合は、行政書士は社内にいるのか、または外部手配なのか、必ず確認しましょう。もしあいまいな答えを繰り返すようであれば、無資格の者が行う可能性もあります。費用についても、一式などと言うものではなく、墓石の撤去にいくらかかるのか、遠距離の場合であれば料金はどう変わるのかなど、実費と手数料の明細を確認することが大切です。
最後になりますが、寺院墓地の場合、住職と檀家として先祖代々お付き合いをしてきた関係を無碍にせず、代々の先祖を心を込めて祀ってくれた住職に感謝の意を伝えることを忘れないようにしましょう。
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