お墓の承継拒否はできない?祭祀承継者とは
親が亡くなり、今度は自分がお墓や仏壇の管理をしなければならないことに思い当たったとき、負担に思う人は多いでしょう。何とかその義務を放棄できないものかと考えても、不思議ではありません。お墓や仏壇を引き継ぐ人を、祭祀承継者といいます。祭祀承継者の意味や、拒否したいときの悩みの解消法についてお伝えします。
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大切な方が亡くなり悲しみに暮れる中、火葬を済ませた故人の納骨はいつ、どんな時期までに行わなければいけないのでしょうか。急いだ方が故人にためなのでしょうか。ここでは納骨を行う時期や納骨式について紹介します。
納骨を行う時期に特別な決まりはありません。残された家族の気持ちの整理がついてから、身辺の落ち着きが戻ってから等あくまで時期を決めるのは遺族の方の気持ちを最優先にして問題ありません。法律上でも、必ずいつまでに納骨しなければならないという規定は現時点ではなく、極端にいえば一生自宅で遺骨を管理することも可能です。ただし遺骨は墓地と認められた場所以外に埋葬することは禁止されているため、例えば自宅の敷地内に遺骨を埋葬することは「墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)」に違反することになりますので、保管する場合は埋葬せず、家の中に遺骨を骨壺に入れたまま安置することになるでしょう。
納骨をする一般的な時期としては火葬当日に併せてしまう、あるいは四十九日や一周忌に納骨することが多いです。しかし故人の死が急だった場合、遺骨を納骨するためのお墓や納骨堂を用意しておらず、これから探さないという状況の方も多いと思います。その場合は無理に四十九日に間に合わせる必要はなく、火葬だけ済ませたら遺骨を自宅で保管し、気持ちの整理がついてからお墓や納骨堂を探し一周忌の法要の際に納骨式を行えば良いでしょう。
ただし、公営納骨堂に申し込みをしその利用が許可されている場合は注意が必要です。公営納骨堂は応募数が多いため応募条件を出し利用制限として「一年以内に納骨できる方」という期限が付いていることもあります。期限がある場合は速やかに納骨が行えるよう手配を進めますが、どうしても期限内には気持ちの整理がつけられない際は早めに自治体の担当者へ相談しましょう。
まず納骨式の日にちを決めましょう。納骨式とは遺骨を墓地や納骨堂などに納骨をする際に、僧侶にお経を唱えてもらい法要を行う
ことです。
ちなみに、仏教で納骨式を執り行う際に六曜(大安・仏滅・先勝・友引・先負・赤口)を気にする必要はありません。六曜はもともと中国から伝わった占いをもとにしているので仏教と関係がないといわれており、お葬式や火葬なども友引の日に行うのは縁起が悪いとされていますが、気にしなくても良いとされています。ただ、地域によっては風習となっているところもあり、友引の日に火葬場が休みとなっている場所もあります。
日にちが決まったら参列者に案内状を送りましょう。納骨式はお葬式とは異なり、ごく親しい間柄だけの案内で大丈夫です。
※四十九日などの法要の後に行なう場合は会食をするのが一般的ですが、納骨式のみの場合は会食は行わないこともあるようです。
また納骨式の当日は「埋葬許可証(火葬許可証)」を忘れずに準備しましょう。火葬を申し込んだ際に受け取る火葬許可証に火葬が無事に終わった旨が明記されると、この書類がそのまま埋葬許可証となりますので、必ず持参します。
また、お線香・お花・お供え物(故人が好きだったお酒・お菓子など)も一緒に準備しましょう。ただし納骨堂の場合はロッカー式・仏壇式・自動搬送式等の種類があり、その種類によって遺影や生花の設置・お供え物ができるかどうかが異なります。もし、お供え物などが置けないタイプの場合は一度納骨堂に確認をしてみましょう。納骨式を別の部屋で行う場合もあり、その時にお供え物がおけることもあります。
また、納骨式を行う際は墓地によって遺骨の埋葬費用が別途かかる場合もあります。埋葬費用が別で発生する際は作業だけでも1万~3万円ほどかかり、さらに墓石や銘板への彫刻がある場合は金額が高くなることもあります。僧侶へのお布施代としても3万円ほど包むことが一般的ですので、納骨式当日にかかる費用についても事前によく確認しておくことをおすすめします。
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