東京のおすすめ納骨堂5選 | ロッカータイプ偏
これまで納骨堂は遺骨を一時的に保管しておくことが大きな目的でしたが、近年、納骨堂が室内型墓地として大きく進化を遂げ、現在東京都心を中心に数が急増しています。また、納骨堂にも棚式、ロッカー式、自動搬送式とタイプがいくつかありますが、なかでも最も費用を安く抑えることができることから人気のタイプとなっています。ここでは、そんな室内型自動搬送式タイプの納骨堂でおすすめの場所5つを紹介します。

ロッカー式納骨堂とは?
ロッカー式納骨堂とは、その名の通りコインロッカーのような箱型の場所にそのまま骨壺を置き、安置をするタイプの納骨堂を指します。場所によっては位牌やお花などを一緒に置くことができますが、骨壺だけを安置さるのが基本です。仏壇式、自動搬送式などと比べると安置方法が簡易的ではあるものの、参拝をする際は骨壺を目の前にして手を合わせることが可能なため、希望する人は少なくありません。
また、費用がリーズナブルであることも人気の一つです。納骨堂は最新の自動搬送式であれば1人あたり80万~100円ほどの使用料がかかってしまいますが、ロッカー式であればおよそ20万~50万円以内で収めることが可能になります。
ロッカー式おすすめ納骨堂1 実相寺青山霊廟

出典:実相寺青山霊廟
東京メトロ銀座線「外苑前駅」より徒歩2分とアクセスの良い納骨堂です。ロッカー式納骨堂がメインですが、位牌式、仏壇式も用意されています。個別で遺骨を安置できる個別預かり期間は13年、23年、33年から選ぶことができ、期間が終わると合祀されます。夫婦壇は血縁のある方のみの納骨が基本です。
この納骨堂の特徴
- 写真立て・位牌(小)の安置可能
- 扉に桜(夫婦壇)、もみじ(個人壇)柄の入ったデザイン
- 在来仏教のみ納骨可能
この納骨堂の価格
- 夫婦壇(個別預かり期間13年)100万6千円
- 夫婦壇(個別預かり期間23年)130万6千円
- 夫婦壇(個別預かり期間33年)160万6千円
- 個人壇(個別預かり期間13年)50万4千円
- 個人壇(個別預かり期間23年)70万6千円
- 個人壇(個別預かり期間33年)90万6千円
この納骨堂の基本情報
- 【名称】実相寺 青山霊廟
- 【所在地】東京都港区北青山2-12-9
- 【管理者】実相寺
- 【基地形態】寺院墓地
- 【施設】法要施設、休憩所、駐車場
この納骨堂へのアクセス
ロッカー式おすすめ納骨堂2 清法山東京徳純院納骨堂

出典:清法山東京徳純院納骨堂
ロッカー式納骨堂は16年間の個別安置をされたのち、堂内にある全長およそ2メートルある阿弥陀如来像の胎内に合祀されます。またその他にも、粉骨した遺骨を専用の円筒形をした位牌のなかにいれて個別安置をするタイプもあります。田町駅から徒歩10分ほどで通える好立地な場所にありながらも、戒名料が含まれたリーズナブルな価格設定となっています。
この納骨堂の特徴
- 戒名料込の料金設定
- 生前契約でお得になる
- JR田町駅から徒歩8分の好立地
この納骨堂の価格
- 個人用納骨仏壇 1人36万円
- 小家族用納骨仏壇 2人まで上段66万円 2人まで下段56万円
※年間管理費として別途1万円が必要
この納骨堂の基本情報
- 【名称】東京のお寺 清法山 東京徳純院納骨堂
- 【所在地】東京都港区芝浦1丁目11-17
- 【管理者】東京徳純院
- 【基地形態】寺院墓地
- 【施設】駐車場
この納骨堂へのアクセス
- 電車:山手線・京浜東北線「田町駅」より徒歩8分・「浜松町駅」より徒歩8分
- 地下鉄:都営三田線・浅草線「三田駅」より徒歩8分
- 車:高速都心環状線「芝公園出口」より3分
ロッカー式おすすめ納骨堂3 東叡山寛永「光明閣」

出典:東叡山寛永光明閣
徳川将軍家の菩提寺が営む納骨堂で、上野駅から徒歩10分ほどの場所にありながらも園内は静かで落ち着いた空間となっています。ロッカー式がメインとなっており、個別預かり期間は1年単位10万円で契約でき、契約期間後は永代供養墓(共同合祀)に納骨されます。年間管理費は不要ですが永代供養料として50万円がかかります。
この納骨堂の特徴
- 黒色と金色の上品なデザインの納骨壇
- 供養は毎日行われる
- 1年単位で契約が可能
この納骨堂の価格
- 個人型、夫婦型 永代供養料50万円・納骨壇使用料(年間)10万円
この納骨堂の基本情報
- 【名称】東叡山 寛永寺 永代供養墓・納骨堂「光明閣」
- 【所在地】東京都台東区上野桜木1-16-28
- 【管理者】天台宗別格大本山 東叡山 寛永寺
- 【基地形態】寺院墓地
- 【施設】法要施設、多目的ホール、駐車場、管理棟・売店
この納骨堂へのアクセス
- 電車: JR山手線「鶯谷駅」より徒歩5分、JR山手線「上野駅」より徒歩10分
- 車:首都高速「入谷出入口」より5分
ロッカー式おすすめ納骨堂4 柿の木坂御廟

出典:柿の木坂御廟
ロッカー式には珍しいガラス扉の納骨壇です。東京都内のロッカー式納骨堂としては費用負担が少ないことが長所であり、7年間の個別安置で15万円からとなっています。手ぶらでお参りができることも良い点です。宗教宗派も問わないため、神道やキリスト教信者でも利用することが可能です。
この納骨堂の特徴
- 戒名ではなく俗名での納骨可能
- 宗教宗派不問
- 写真や造花なども飾ることができる
この納骨堂の価格
- 個人壇(7年間) 1人15万円
- 家族檀A(33年間)2人まで25~50万円
- 家族檀B33年間)40~45万円※護持会費(年間)6千円
この納骨堂の基本情報
- 【名称】柿の木坂御廟
- 【所在地】東京都目黒区平町1丁目4-16
- 【管理者】増上寺 山内寺院
- 【基地形態】寺院墓地
- 【施設】葬儀施設、会食施設、駐車場
この納骨堂へのアクセス
ロッカー式おすすめ納骨堂5 天妙国寺永代供養納骨「鳳凰堂」

出典:天妙国寺永代供養納骨「鳳凰堂」
天妙国時は1285年に創建された徳川家ゆかりのお寺です。歴史も古く敷地内は日当たりもよく穏やかな空間となっています。宗旨宗派を問わず、生前の購入も可能。料金には戒名代が含まれており、個別安置期間も33年と十分に設けられています。また年間管理費も不要です。
この納骨堂の特徴
- 個性的な赤色と黒色の納骨壇
- クレジット決済が可能
- 手ぶらでお参りできる
- 年間管理費不要
この納骨堂の価格
- 小壇(33年) 1人25~80万円
- 中壇(33年) 2人100~140万円
- 大壇(33年) 4人200万円
※納骨壇は赤色と黒色から選べます
この納骨堂の基本情報
- 【名称】天妙国時 永代供養納骨堂「鳳凰堂」
- 【所在地】東京都品川区南品川2丁目8番23号
- 【管理者】顕本法華宗別格山 天妙国寺
- 【基地形態】寺院墓地
- 【施設】法要施設、会食施設、駐車場、管理棟売店
この納骨堂へのアクセス
ロッカー式おすすめ納骨堂まとめ
ロッカー式納骨堂は、ひと昔であれば墓地に埋葬するまでの一時的な管理場所といった認識があり、数十年間も安置させる場合には好まれない傾向ではありました。しかし最近の納骨堂は建物自体が新しくなっており、ロッカーも豪華に装飾が施されているなど一時的でなく長期的でも安心できる造りになっています。場所によっては休憩所や法要施設がないところもありますが、費用を抑えつつも利便性の高い場所で納骨堂の購入を検討している人は、是非一度見学へ訪れてみてはいかがでしょうか。
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納骨堂辞典では東京や関東の納骨堂の紹介をしています。みなさんのご要望にお応えして人気ランキングや費用、納骨堂の種類についてなども解説していますのでぜひご覧ください。納骨堂辞典|納骨堂・永代供養墓の全て
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納骨堂は、一昔前までは身寄りのない人の遺骨や遺骨の一時預かり場所として利用されてきましたが、最近では参拝しやすいように工夫された小スペースながらもお墓として立派な機能をもつ施設が首都圏を中心に急増してきています。そこで悩むのが、従来型の石のお墓と納骨堂どちらを選んだらよいのか?ということ。今回はお墓と納骨堂のメリットデメリットを比べてみて、どんな人が納骨堂に向いているのかまたどんな人がお墓に向いているのかタイプ別に検証してみました。

今、東京都内に続々と納骨堂がオープンしているのをご存知でしょうか。ここ数年間で約30か所(建設中含む)が新たに建てられており、すべての区画が完売するとおよそ12万~15万人が使用することになるそうです。近年建設されている納骨堂のほとんどが自動搬送式納骨堂となっており、現在お墓がない人はもちろんのこと、地方のお墓を墓じまいしその引っ越し先として選ばれるなど、宗教宗派を問わず幅広い受け入れをすることで注目を集めています。
そんな“いまどき”の自動搬送式納骨堂、やはり毛嫌いをする人も多いのではないでしょうか。そこで、実際に自動搬送式納骨堂へ足を運び、その内装や実態をレポート。今回は、オープンしたばかりの東京都・文京区にある「林泉寺・縁の園(えにしのその)」に行ってみました。

今、東京都内に続々と納骨堂がオープンしているのをご存知でしょうか。ここ数年間で約30か所(建設中含む)が新たに建てられており、すべての区画が完売するとおよそ12万~15万人が使用することになるそうです。近年建設されている納骨堂のほとんどが自動搬送式納骨堂となっており、現在お墓がない人はもちろんのこと、地方のお墓を墓じまいしその引っ越し先として選ばれるなど、宗教宗派を問わず幅広い受け入れをすることで注目を集めています。
そんな“いまどき”の自動搬送式納骨堂ですが、やはり毛嫌いをする人も多いのではないでしょうか。そこで、実際に自動搬送式納骨堂へ足を運び、その内装や実態をレポート。今回は、東京都・台東区にある「蔵前陵苑(くらまえりょうえん)」に行ってみました。
