動物葬祭ディレクターとは?ペット火葬場を選ぶポイントとともに解説
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納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > お墓・お葬式・供養 > 改葬の必要性とは?お墓について悩んでいる人は、考えてみよう
改葬という言葉を聞いたことはありますか?簡単に言うと、改葬とはお墓を移転させることです。さまざまな事情から、年々改葬を希望する人が増えています。今回はそんな改葬について詳しく解説します。
改葬とは、お墓に入っているお骨を別のお墓に移転させることです。たまに「墓じまい」と同義として使われることもありますが、「墓じまい」には「お骨の移転」という意味は含まれません。年々需要が高まっており、お寺や霊園で改葬相談会やセミナーが行われていることも多くなっているようです。
近年都市部では、忙しくてお墓参りが満足に行えない、高齢などの理由でお墓に行くこと自体が大変、お寺との付き合いが苦手などの理由から、お墓の維持管理を簡単にしたいという人が増えています。中には、一切管理をしたくないという人も多いと聞きます。ある自治体では、年間管理料の滞納をしていた墓のうち、5年間で約2,800基中1,095基が無縁墓と判明し、撤去したという報告もありました
参考文献:墓地行政について
放置されているお墓は増えているのが現状です。もし、やむを得ない事情で自分の家のお墓が同じような状態になってしまったらどうでしょうか。うっかり無縁墓にしないためにも、管理の負担を軽減するための改葬が必要なのです。
お墓の管理を楽にしたいという気持ちはあるけれど、先祖代々のお墓を移動させるということに抵抗がある人もいるでしょう。日本では昔から「先祖を大切にしないとバチがあたる」「お墓を壊すと悪いことが起こる」などとよく言われてきました。しかし、現代人の生活スタイルは絶えず変化しています。住環境や家族形態、宗教観念などさまざまなものが変化していく中で、お墓だけ従来のままというのは難しいでしょう。忙しい生活を送る中で、誰にもお参りされることなく荒れてしまい、気が付けば無縁状態になってしまうよりは、少しでも身近な場所に埋葬されお参りをしてくれる方が先祖供養につながるはずです。自分が住みやすい町を探して引越しをするように、供養しやすい場所を探してお墓の引越しをすることは決して悪いことではありません。本当に改葬が必要であれば、一度現実的に検討してみてもよいでしょう。
親戚付き合いを重要視している人にとっては、管理が大変だから改葬したいと言い出すことは、もめごとに発展してしまわないか心配でしょう。また、もし改葬を決断したとしてもお寺や役所に届け出なければいけないため、手続きが面倒に思え、やめてしまおうかと思う人もいるでしょう。ですが、改葬は何度もすることではありませんし、大変さを乗り越えることができればそれ以降はお墓に悩まされなくて済むのです。整理が終わればすっきりするのは普段の掃除と同じです。少しでも現状に悩みを抱えている人は面倒だと思わずに一度しっかり考えてみてください。
いざ改葬しようとなると、問題なのはその引越し先です。せっかく移転させるなら少しでも近い場所がいいですよね。また、管理の負担を軽減させるために行う改葬であれば、掃除やお花の手入れが要らないお墓のほうがよさそうです。もし改葬先に迷ったときは、納骨堂はいかがでしょうか。ここ数年、納骨堂、特に自動搬送式の納骨堂が都心では数多く建てられています。駅から数分の場所に建てられることが多く、きれいで清潔で、管理はお寺に任せることができます。さらに、従来のお墓よりも安価で購入することが可能です。バリアフリーで、授乳室などの施設を備えた、高齢者や赤ちゃんを連れた人でも気楽に参拝できる納骨堂もできはじめています。少しでも興味を持った方はそれぞれのサイトで資料請求をしたり、実際に見学に行ってみたりしてください。従来のお墓のイメージが一新されるかもしれません。
実際に改葬をする場合、いくつか必要な手続きが必要です。そもそも改葬は「墓地、埋葬等に関する法律 施行規則第二条 法第五条第一項 改葬の許可を受けようとする者は」という法律によって規定が決まっています。ここでは改葬に必要なことを移転元と移転先に分けて紹介します。
次に移転先での手続きです
このように並べてみると、意外と手続きが多いことが分かります。お墓というのは、お寺の土地を借りて建てています。勝手に移動させると失礼にあたりますし離檀料などお布施が発生することもあります。場合によってはそれなりの金額が必要になるので、慎重に検討するといいでしょう。
社会が変容し、改葬は決して珍しいことではなくなりました。都会に出て地元のお墓参りに行きづらい、体が弱って墓地の斜面や階段を昇るのが難しくなった、という方は改葬をすることによって悩みを解決できるかもしれません。しかし、一気に決めてしまうと後悔することもあるでしょう。周囲の人やお寺に相談しながら、改葬してよかったと思えるようにしたいですね。
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