新型コロナウイルス対策中!十方寺・本駒込陵苑見学レポート(東京都・文京区)
2020年、世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス。日本では5月25日に緊急事態宣言が全面解除されましたが、引き続き外出を控えている方も多いのではないでしょうか。お墓の中でも納骨堂は、室内にあるという特性上、「3つの密(密閉、密集、密接)」への対応が特に気になりますよね。
そこで納骨堂辞典では、納骨堂でどのような新型コロナウイルス対策が行われているのか、実際に足を運んでレポートいたします。今回は、東京都文京区にある自動搬送式納骨堂「本駒込陵苑(ほんこまごめりょうえん)」に行ってみました。
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スタッフは検温の上、マスク着用・うがい・手洗いで対策
本駒込陵苑は最寄駅から徒歩3分。見学に伺うと、受付でマスクを着用したスタッフの方が出迎えてくださいました。スタッフの皆さんは毎朝検温をしており、もし発熱が見られた場合は一定期間お休みされるそうです。出勤されている方々は、マスク着用の上、うがい・手洗いを徹底してくださっています。
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受付ではアンケートに記入し、お墓探しの状況や希望などをお伝えしました。このときに使用する机や椅子、筆記用具など共用の備品は、定期的にご消毒されているそうです。
アルコール消毒液の設置、マスク・消毒液プレゼント
受付にはアルコール消毒液が設置してありました。来苑者はまず、こちらをお借りして両手をよく消毒します。
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さらに、持ち帰り用にマスクとアルコール消毒液を頂きました(※消毒液は1家族1本)。こちらは本駒込陵苑を管理・運営しているお寺、十方寺(じゅっぽうじ)のご住職がご用意くださったそうです。
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法要室の換気、座席の間隔確保
法要室や客殿では、ドアが開放されていました。室内の密閉を避けるため、法要の最中も換気に気を付けているそうです。また、見学や法要の際は、1組ごとに共用の備品を消毒してくださっています。
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本堂の椅子は、人の密集を避けるために、通常より間隔を空けて並べられていました。1階から2階まで吹き抜けになっている開放的なお部屋なので、空気が籠もりにくそうです。
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広々とした参拝室で、短時間のお参り
礼拝室は、花鳥風月(80万円)と飛龍祥雲(99万円)の2フロアがありました。どちらもブースが扉で仕切られていないため、換気が良さそうです。
こちらは2階「花鳥風月」の礼拝室。2階には礼拝室が14室あり、それぞれに異なる花や木のモチーフが、モザイクタイルで華やかに描かれています。
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画像は本駒込陵苑公式HP(https://honkomagome-ryoen.jp/)より引用
礼拝室の入口には、長時間の参拝を控えるように注意を促す張り紙がありました。また、タッチパネルは多くの方が触れるため、定期的にご消毒されているそうです。
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こちらは3階「飛龍祥雲」の礼拝室。3階にも礼拝室は14室あり、すべて異なるデザインが金銀で上品に施されています。 3階のモザイクタイルには、本物の金が使用されているそうです。
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画像は本駒込陵苑公式HP(https://honkomagome-ryoen.jp/)より引用
本駒込陵苑を見学してみて
延べ面積約900坪と都内最大級の広さを誇り、元々開放的な作りの本駒込陵苑ですが、新型コロナウイルスに対策するため、さらに消毒や換気に努めてくださっていることがわかりました。また、持ち帰り用にマスクと消毒液をご用意くださるなど、苑内で過ごす間だけでなく帰った後のことまで心配してくださっている点に、ご住職の温かいお人柄を感じることができました。この記事では新型コロナウイルスへの対策を取り上げましたが、本駒込陵苑には良心的でわかりやすい料金体系や施設の充実度など、まだまだ魅力がたくさんあります。気になった方はぜひご見学してみてはいかがでしょうか。
本駒込陵苑の基本情報
| 価格 | 年間管理費 |
2階 花鳥風月 | 80万円 | 12,000円 |
3階 飛龍祥雲 | 99万円 | 12,000円 |
※年間管理費は納骨まで不要
※価格には銘板および字彫り、戒名授与、永代使用料、永代供養料、遺骨収蔵厨子などを含みます
- 【名称】本駒込陵苑
- 【宗旨】浄土宗
- 【所在地】東京都文京区向丘2-29-1
- 【管理者】浄土山 正覚院 十方寺
- 【檀家義務】なし
- 【ペット埋葬】不可(十方寺境内地にペット墓有り)
- 【アクセス】東京メトロ南北線「本駒込」駅下車 徒歩3分など、3路線3駅から徒歩圏内
- 【問い合わせ先】電話番号:0120-381-154/URL:https://honkomagome-ryoen.jp/
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