お墓はいらない?手元供養や自宅墓とは
俳優の三國連太郎さんが「戒名不要、墓不要」と言い残して亡くなったのは、2013年のことでした。「お墓はいらない」と考えている人が多くなっているといいます。お墓がなくても、「手元供養」や「自宅墓」という方法があります。解説しましょう。
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仏事や弔いの場として捉えられるお寺やお墓。最近、いままでのイメージを一新するような、新たな価値を提供するお寺やお墓が増えています。本記事では、ユニークな発信を行うお寺・お墓の中から、4つの魅力的な取り組みをご紹介します。
最初にご紹介するのは、台東区・蔵前にある納骨堂『眞敬寺 蔵前陵苑』が2023年に公開したお墓のPR動画。『TAROMAN(タローマン)』などの作品で知られる映像作家の藤井亮監督が手掛けたPR動画ですが、なんとテーマパークの乗り物案内のような斬新な映像になっています。
サムネイルからしてすごいインパクト…
藤井亮監督によれば、”お墓の楽しいPR動画”という難しすぎるお題に応えたのがこちらの映像とのことです。
"お墓の楽しいPR動画"という難しすぎる依頼を受けたのですが、実在するお墓を面白く描くのはさすがに不謹慎だと思い、悩んだ末に、前半に"まちがった架空のお墓"のPR動画をつけてみました。後半はちゃんとしています。#蔵前陵苑 pic.twitter.com/0j8w5IzixN
— 藤井亮 @TAROMAN (@ryofujii2000) December 11, 2023
“後半はちゃんとしています”とのことですが、約4分の動画のうち蔵前陵苑の紹介部分はラスト約40秒。ほとんどが”まちがった架空のお墓参り”の紹介動画になっています。なかなか類を見ないオモシロイお墓(納骨堂)のPR動画なのではないでしょうか。今後の取り組みにも注目したいですね。
ちなみに、X(旧Twitter)では前半の映像の影響で「蔵前陵苑は実在するの?」という声があるようですが、ちゃんと実在するお寺さんの納骨堂です。気になった方はこちらからぜひご覧ください!>>眞敬寺 蔵前陵苑の公式HP
次に紹介するのは、納骨堂・東京御廟を運営する町屋光明寺が行ったプロジェクションマッピング法要。プロジェクションマッピングとは、スクリーンではなく壁や建物にリアルな映像を描く最新のエンターテインメント技術。町屋光明寺では、お寺の本堂いっぱいに仏の世界観を描いた映像を映した、新感覚の法要が行われました。
本堂に映し出される壮大な映像
煩悩供養篇、地獄・極楽篇、修行者の正覚(めざめ)など様々なテーマでつくられているそうです。仏教やお寺の知識が無い方でも、気軽に楽しめそうな法要になっていますね。
続いてこちらもプロジェクションマッピングを活用した事例ですが、こちらはなんとテクノサウンドに合わせてお経が読まれます。「極楽浄土は光の世界」という認識のもと、現代的に光と音楽で「時空を超えた世界」を表現しているそうです。
コロナ下では星野源の楽曲『SUN』も披露
こちらのお寺(一乗山 照恩寺)ではテクノ法要の音楽配信やグッズ販売まで行っているそうです。詳しくは公式サイトをぜひご覧ください。>>テクノ法要 | 照恩寺 Web Site
万松寺といえば、『水晶殿』など煌びやかなスタイルの納骨堂も有名ですが、今回取り上げるのは万松寺のオリジナルコイン「Banshoji Coin」。万松寺では、インバウンド対応で2022年よりQR決済でお賽銭ができるシステムを導入していましたが、今年は更にパワーアップしてキャッシュレスで購入できる「Banshoji Coin」の販売を開始したそうです。
CBCニュース【CBCテレビ公式】
購入者の約8割が日本人参拝客の方々で、お賽銭というよりは記念コインやお土産として購入されることが多いとのこと。キャッシュレス化によって賽銭泥棒対策にもなるそうで参拝客にとってもお寺にとってもWin-Winなアイディアですね。今後の取り組みにも期待が高まります。
斬新なアプローチを取るお寺やお墓の取り組みは、伝統と革新が共存する新しい時代の象徴のようですね。皆さんの中で気になる取り組みはありましたでしょうか?編集部は引き続き、お寺やお墓の最新の動向を注視し、これからも興味深い情報をお届けしてまいります。
納骨堂辞典では東京や関東の納骨堂の紹介をしています。みなさんのご要望にお応えして人気ランキングや費用、納骨堂の種類についてなども解説していますのでぜひご覧ください。納骨堂辞典|納骨堂・永代供養墓の全て
俳優の三國連太郎さんが「戒名不要、墓不要」と言い残して亡くなったのは、2013年のことでした。「お墓はいらない」と考えている人が多くなっているといいます。お墓がなくても、「手元供養」や「自宅墓」という方法があります。解説しましょう。
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この「お墓の生前購入」について、その現状とメリット、デメリットについて見ていきましょう。
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