東京の納骨堂について
現在、東京首都圏には300箇所以上に納骨堂があるといわれています。(編集部調べ)
千代田区(1件)・中央区(4件)・港区(41件)・新宿区(24件)・文京区(14件)・渋谷区(13件)・台東区(42件)・墨田区(16件)・江東区(8件)・荒川区(5件)・足立区(16件)・葛飾区(10件)・江戸川区(8件)・品川区(21件)・目黒区(5件)・大田区(13件)・世田谷区(20件)・中野区(3件)・杉並区(8件)・練馬区(10件)・豊島区(12件)・北区(7件)・板橋区(16件)
今なお、東京では納骨堂の建設が進んでいる場所も多数あるため、これから更に東京には納骨堂が増えると予想されています。こんなにも納骨堂が東京都市部で急増している理由の一つには、深刻なお墓不足が関係しています。納骨堂の場合、従来のお墓のように広い土地を必要としなくともマンションのように縦型のビルを建てます。そのため、一つの土地に、よりたくさんの遺骨を収蔵することが可能になるため、お墓が不足が深刻化している東京では、納骨堂が大変重宝されているのです。
東京の納骨堂 | アクセスについて
東京の納骨堂は、以外にもビジネスや商業エリアの中心である東京都・港区に集中しています。これは、納骨堂がビル型に建てることができるため、より参拝しやすい場所の方が人気が高いからと考えられます。
東京の納骨堂 | 料金について
東京の納骨堂は、平均すると1人60万円ほどの費用が必要になります。ただし、夫婦、あるいは家族で一緒の納骨堂に遺骨を納める場合はそれ以上に費用がかかります。また、納骨堂の料金は立地環境によっても大きく違いがうまれます。立地環境の違いとは、墓地は不動産物件と似ているところがありますので、東京の中でも人気の港区や千代田区といった場所にあれば土地代が高騰しますので、必然的に納骨堂の値段も高くなってしまいます。一方で、八王子や町田といった比較的都心から外れている地域であれば、東京の都心部よりも広々とした土地があるうえに値段も安い傾向にあります。
東京の納骨堂 | 宗教宗派について
東京の納骨堂のほとんどが宗旨宗派を問わない場所が多いようです。しかし、お寺が管理している納骨堂に多くみられるのが「それまでの宗派を問わない」としており、入墓された後は管理するお寺の宗派にのっとって供養を行うことに同意してもらうことが規約になっていることがあります。一方で、民営や公営の納骨堂であれば、どんな宗派も問わず供養に関してもそれまでの宗派にそったやり方で個別供養を執り行ってよしとしているところも多いようです。宗派に関することは入墓された後に問題になりやすいため、確認しておきましょう。
東京の納骨堂 | 環境設備について
東京の納骨堂には駐車場がない場所も多く存在します。車を利用して参拝を考えている場合はよく確認しておく必要があります。また、法要施設がない場合はその場所で個別法要を行えないこともあるので、併せて確認しておきましょう。ただ、近年東京の都心部に建設された納骨堂であればバリアフリー対応になっている場所も多くなっています。逆に、バリアフリーの対応がなされていない施設は、あまりおすすめできません。