【開催終了】2020年7月3日(金)終活セミナー開催(相続とお墓選び・改葬)
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納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > 終活 > 看取りからお葬式、お墓まで。最近の介護施設事情がすごい!
もし最期を迎えるとき、あなたはどこにいると思いますか?自宅でしょうか、病院でしょうか、それとも老人福祉施設でしょうか。介護施設利用者が増え続ける高齢化時代において、今、死後のことまで引き受けてくれる施設があることを知っていますか。生前のお世話だけでなく、お葬式やお墓のことまでお任せできる介護施設があったら、とても安心ですよね。ここでは、介護のその先をケアしてくれる、最近の介護施設事情について紹介します。
今、介護施設の役割が拡張しつつあります。介護度が進んでしまった高齢者を、面倒を見ることができない家族のかわりに預かるという機能は、以前からありました。しかし今では、介護から一歩進んだその先をケアの対象にしている施設が増えています。多く目にするのが、「看取り」に力を入れている施設です。本人や家族、担当医師の了承のもと、最後には救急車を呼ぶことなく、家族や介護スタッフが見守る居室で静かな最期を迎えてもらうのです。すぐに医師や看護師が駆けつけられる老人福祉施設内だからこそ可能なことといえるでしょう。穏やかな看取りを行うためには、介護スタッフもそれなりの覚悟と知識、臨終期にある入所者の気持ちに寄り添うハートを身につけなければなりません。よって、施設の売りとして「看取りケアプラン」を掲げている施設があったら、「最期まで安心して施設にいられる仕組みが整っていて、そのために訓練されたスタッフがいる」と判断してよいでしょう。
施設内で看取りを行うだけではなく、葬儀まで行ってくれる介護施設も登場しています。老人福祉施設はあくまで生きている人が居住するためのものなので、葬儀ができることをメリットとして大々的に広報している施設はなかなかありません。しかし、実際には、看取り後にそのまま居室でお焼香ができ、出棺までにささやかなお別れの場を設けることができる施設が意外とあるのです。なかには、専用の部屋を設け、葬儀社と提携してお別れ会を行うところもあります。会葬者は主に施設内の友達で、葬儀場に出向くことがないため楽に移動でき、介護担当者も休憩時間にお焼香できるため、最後に別れを告げたい人たちにとっても便利です。施設は、いわば第二の自宅です。自宅で看取られ、自宅でお世話になったみんなに別れを告げられながら旅立つことは、多くの日本人が理想としてきた姿でしょう。身寄りのない人や、家族が遠方にいて施設周辺の葬儀施設を探せないといった場合にも有効です。
共同墓地を持っている施設もまた、各地に誕生しています。共同墓地とは、複数の入所者が集まってまとめて購入・管理する墓地のことをいいます。この場合、施設が複数の区画をまとめて買い上げ、施設入所者の共同墓地として管理しています。身寄りがない人でも、共同墓地のある施設に入居すれば、死後もお墓の心配がありません。共同墓地のスタイルは施設によってさまざまです。個別の小さなお墓を設け、数年経ったら供養塔などへ他の遺骨と一緒に納骨される形もあれば、初めから供養塔などへ納骨される形もあります。生きている期間よりもずっと長くいることになる「終の棲家」ですから、共同墓地がどんなスタイルかをきちんと確認してから入居を決めたいものです。
施設に死後のことを依頼するときには、必ず子どもなど相続人たちと話し合い、家族みんなが納得したうえで契約を結びましょう。なぜなら、施設に葬儀やお墓のことを任せるということは、本人の死後にその財産を使ってもらうということになるからです。2013年には、徳島県の特別養護老人ホームで、亡き入所者の預貯金に絡んだ事件が起こっています。亡くなった入所者3人の預貯金から、合計850万円を納骨寺院にお布施していたというのです。この施設は、財産相続の手続きをとっていなかったこともあり、県から改善勧告を受けました。もしも自分の母親が介護施設で亡くなったとして、葬儀のプランもお墓のことも自分のあずかり知らぬうちに決められてしまっていたとしたら、どんな気持ちになるでしょうか。「施設にうまく言いくるめられて、葬儀費用やお墓の費用を預けてしまった」などといった、悔しい気持ちになるかもしれませんよね。死後のトラブルを避けるためにも、施設だけではなく、家族ともしっかり打ち合わせをしておきたいものです。
看取り期や死後のことまでお任せできる、最近の介護施設事情をお伝えしました。子どもがいないなど、亡くなっても預かり先のない高齢者はこれからますます増えてくることと思われます。死後の不安を抱えた人でも、安心して身を寄せられる介護施設が、全国に増えつつあります。
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