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納骨堂コラム【納骨堂辞典】

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納骨堂を購入しようかお考えの方が疑問に思うことをまとめました。
そもそも永代供養とは何?納骨堂は散骨とはどう違うの?といった納骨堂のコラムを紹介します。

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永代使用料とは | 何に対する費用で相場はいくら?

永代使用料とは、墓地を長期間レンタルできる権利料になります。勘違いしてしまうことが多いのですが、マイホームとは違い、墓地の不動産は購入できず不動産の所有権は墓地の管理者のままになります。あくまで決められた区画を長期間レンタルできる権利を得るイメージになります。また、永代使用料の相場は地域や立地条件で大きく変わります。ここではそんな永代使用料について詳しく紹介します。

永代使用料とは


永代使用料とは何に対する費用のこと?

永代使用料とは、お墓を建てる土地を長期に渡ってレンタルするための使用権利料のことを指します。マイホームに例えるのであれば土地の購入代金に似ているでしょう。しかし、例え永代使用料を支払ったとしても墓地の所有権を得たことにはなりません。つまり、土地の所有権は墓地の管理者のままで、その区画を長期に渡り貸してもらう権利を買うといったイメージです。

 

永代使用料を支払っていても墓地を失うことも

高いお金を出して永代使用料を支払いお墓を建てる土地の使用権を得たとしても、場合によっては墓地を使用する権利を失うことがあります。特に注意してほしい点は以下の2つです。

 

建墓期限内にお墓を建てない

建墓期限とはお墓の土地を契約した後、お墓を建立しなければならない期限のことになります。多くの墓地・霊園がこの建墓期限を設けおり、とくに都心の公営霊園等は人気であるため常に倍率が高く、キャンセル待ちの方も多いため建墓規定が厳しく定められていることもあるようです。建墓期限を過ぎてしまえば、永代使用料を支払っていたとしても最悪の場合墓地の使用権を失う場合があります。

 

管理料を滞納する

管理料とは、墓地の設備整備や清掃などに割り当てられる料金です。多くの場合、永代使用料を支払ったらそれで終わりではなく、年に1回、数千円~数万円の管理料を支払う必要があります。寺院や霊園の利用規約によりますが、この管理料の未払いが3年から5年以上続くと、お墓の持ち主がいない無縁墓とみなされ墓地の使用権を失ってしまう可能性があるようです。その場合、お墓が撤去されるとその遺骨は納骨堂や無縁供養塔などで他の無縁仏と一緒に供養されることになります。

 

管理料を払い忘れたからといってすぐにお墓や遺骨が撤去されるわけではありません。墓地の管理者は、墓地埋葬法に基づいて事前にそのお墓の継承者や縁故者がいなかどうか確かめる必要があります。きちんと法律に基づいて所定の手続きを行い、自治体の許可を得ることでお墓を無縁仏とみなし撤去できるようです。このことは、「墓地、埋葬等に関する法律施行規則」の第三条にも記載されています。参考文献:墓地、埋葬等に関する法律施行規則(昭和23年7月13日厚生省令第24号)|厚生労働省

 

実際にお墓が撤去されるまでには管理者によって、

  • 無縁墓とみられるお墓について官報公告を出す(所在地等を記載し縁故者の連絡を乞う)
  • 墓石周辺にも立て札などで撤去する旨を掲示する
  • 官報公告・立て札掲示後1年以上の期間をあける

といった所定の手続きがなされます。告知を受けた上で連絡しない、管理費を支払わないということが続くとお墓が撤去されることになるようです。すぐに撤去されないとはいえ、お墓を建てたもしくは継承した場合は管理を怠らないというのが重要でしょう。この2つの条件以外に墓地を失う条件に関しては、霊園の利用規約を必ず確認しましょう。

 

永代使用料の相場は地域や立地条件によって変わるもの?

永代使用料は全国一律ではなく、地域や立地条件、霊園によって大きく変わります。永代使用料の全国平均の相場は、約77万円です。内訳としては、50万円未満が約40%、50~100万円未満が約35%となっているようです。ただし、永代使用料はお墓を建てる墓地を得るための権利料です。これ以外にも、墓石代、法事料、墓地の管理者に払う管理料が別途かかります。永代使用料に墓石代を含めますと、全国平均の相場は200万円前後にも上るそうです。
では、永代使用料はどのような条件によって違いが出るのでしょうか。主なポイントは以下になります。

  • アクセスのしやすい都心か郊外か
  • 墓地面積の広さ
  • 角地かそうでないか
  • 寺院や霊園の設備の充実度

そもそも土地代の高いところは永代使用料も高くなります。不動産などと同じで、一般的に東京都心の人気の立地であればあるほど高く、郊外や地方になれば安くなります。例えば東京都内で有名な「青山霊園」の場合、永代使用料は400万円以上、広さによっては1,000万円以上にもなるそうです。一方、23区内の寺院や霊園でも永代使用料が50万円からのところがあるなど、大きくバラツキがあるようです。また、電車やバスで行けるアクセスの良い寺院や霊園もやや値上がりの傾向がみられるため、契約してから後悔しないためにも、墓地の環境やそれにかかる費用を事前に確認しておくことが大切です。

 

永代使用料と永代供養料の意味は全く違う

永代使用料の言葉と似ているものに、永代供養料という費用項目があります。これらは2つの費用は言葉は似ていますが、意味は全く別物となります。
永代使用料とは、はじめに紹介した通り墓地の土地レンタル権利料のことですが、永代供養料は遺骨を預けて永代に渡り供養をしてもらうための供養費用のことを指します。通常は、継承を前提としない樹木葬や納骨堂などの永代供養墓にて供養したいという場合に必要な費用となっています。

 

永代使用料の意味や価格、注意点について紹介しました。お墓を検討される際には、墓地の購入する前には必ず金額や墓地の設備・費用などを確認しましょう。


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