オモシロい、斬新でユニークなお寺・お墓4選
仏事や弔いの場として捉えられるお寺やお墓。最近、いままでのイメージを一新するような、新たな価値を提供するお寺やお墓が増えています。本記事では、ユニークな発信を行うお寺・お墓の中から、4つの魅力的な取り組みをご紹介します。
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四十九日、1周忌など、家族が亡くなると法事の機会が多くなります。「ところで、『法事』も『法要』もよく聞く言葉だけれど、意味は同じなの?」と疑問に思ったことはありませんか。「法事」と「法要」の意味の違いや、法事はいつどのように営むべきかをお伝えします。
「法要」は、僧侶が故人のために行う供養の儀式を指しています。僧侶はお経を読み、参加者は焼香などを行います。一方、「法事」とは、法要の後に行われる会食などを含めた行事のことをいいます。よって、法事には、法要が含まれているといえます。法要で読むお経や儀式次第など、法要の中身は僧侶が決めます。一方で、どこで法要を執り行い、その後どこへ移動して会食を営むかといった法事の中身は、家族の代表が取り仕切ります。家族の代表とは、多くの場合、前回の葬儀が出たときに喪主となった人のことです。
法事のタイミングは、あらかじめ決められています。亡くなってから四十九日めに執り行う四十九日が代表的なものです。その後、亡くなってから1年後となる一周忌、2年後となる三回忌、6年後となる七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と続きます。四十九日以外はいずれも命日に行うのが正式ではありますが、親族の集まりやすさを考えて、命日に近い土日に行うのが一般的です。命日よりも遅くなるよりは、早めに行った方が良いとされています。
最近ではライフスタイルが多様化し、血縁の近い親族といえども遠く離れて暮らすケースがあたりまえになってきました。すると、法事だからといって頻繁に親族が集まることは困難です。よって、「法事は三回忌まで」「三回忌の次は、十三回忌のときに法事を行う」など、法事回数を減らす傾向がみられます。法事回数を減らす場合、とくに重要で行うべきとされるのが、三十三回忌です。三十三回忌は、人が仏になる節目であるとされ、「弔い上げ」とも呼ばれるためです。「弔い上げ」とは、「これをもって、この人の年忌法要はしない」ということを指します。また、家のしきたりによっては五十回忌を持って弔い上げとするところもあります。いずれにせよ、「人から仏になる」節目として、弔い上げの法事は盛大に執り行われるのが特徴です。三十三回忌は節目の意味合いがとくに強く、永代供養墓で個別に供養する場合の目安としても、多くの霊園が採用しています。これは契約してから33年は個別のお墓で供養をして、33年が過ぎたら他のお骨とともに合祀をするというスタイルです。
法事をするには、入念な準備が必要です。法事の1ヶ月前には親族へ案内を出し、出欠の確認をしなければなりません。その前にお寺へ相談に出かけ、法要の日時や場所を決定しておく必要があります。目安として、40日前には日時や場所の決定を行っておきたいものです。例えば四十九日の法事をダンドリするとなると、亡くなってから9日目までには日時と場所を決定しておかなければならず、葬儀が終わってすぐに法事の準備が始まることになります。慌ただしさは否めません。他の法事の際にも、命日の40日ほど前になったら速やかな準備が必要です。「そろそろ十三回忌だ」などと自然に気づくことはなかなか難しく、そんなときに頼りになるのが寺院です。寺院の檀家になっていれば、「今年は●●さんの●回忌です」という知らせが菩提寺から届くことが多いでしょう。また、頻繁にお墓参りをすることでも気づけます。
法事で手配すべきものは、「場所」「食事」「引き物」「移動手段」の4つです。お寺に相談して日時を決めたら、法要を行うための「場所」、そして会食をするための「場所」を押さえます。法要を行うための場所は、自宅や寺院、法要会館などが考えられます。会食の場所は、法要の場所に近いほど便利でしょう。案内を出して出欠が取れたら、「食事」と「引き物」の内容と数を決めます。「引き物」とは、葬儀の際の香典返しや結婚式の引き出物と同じく、親族への手土産のようなものと考えていいでしょう。内容や値段は、地域の風習によっても変わってきますから、家族と相談して決めましょう。また、「移動手段」についても考えておくことが大事です。自宅から法要会館まで、あるいは会食会場から自宅まで、めいめいが自家用車で向かうのか、それとも送迎バスを使うのか。意外と見過ごしがちなことではありますが、移動手段を考えておくことは、親族がスムーズに移動するのに大切なことです。
法事の初めに行うべきことは、僧侶による法要です。その後、お墓参りに向かうことが一般化していますが、最近では法要会館からお墓までが遠いという事情も出てきました。そんなときはお墓参りを省き、会食へ向かうこともあります。会食会場では各親族へ引き物を渡します。僧侶へのお布施は、法要が滞りなく終了してから渡しましょう。所要時間は、法要が30分、お墓参りは移動時間を除けば10分、会食が2時間程度です。
以上、法事と法要の違いや、法事のときに何をすべきかをお伝えしました。法要は宗教儀式なので、それを含んだ法事を取り仕切るとなると、難しさを感じるかもしれません。しかし、わからないことがあれば僧侶や法要会館の担当者にどんどん聞いてしまいましょう。法事は誰でも、わからないことばかり。質問することは、恥ずかしいことではありません。疑問をすべてクリアさせて、しっかりとした法事を営みましょう。
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