喪中はがきはいつ、誰に書けばよい?
不幸があったら、次の年の新年の挨拶は行わないというしきたりがあります。代表的なのが、「年賀状を出さない」というものです。年賀状の代わりに「来年の新年の挨拶は行いません」と宣言する役割を持つのが、喪中はがきです。喪中はがきを出す時期や対象、文例について解説します。
納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > マナー・慣習 > 帰省のおみやげ、「お供え物」に適しているものは?
お盆やお彼岸、法事などを機に実家へ帰省するという人は、「おみやげ選びをどうしよう?」と迷うこともあるのではないでしょうか。せっかく、先祖を供養するために帰るのですから、お供え物としても適しているものを選んではいかがでしょう。もし義理の実家に行くのなら、「できるお嫁さん」などと一目置かれるかもしれませんよ。
仏壇へのお供え物に限らず、葬儀でのお供え物や香典返しなど、弔事にまつわる贈り物は「消えもの」とするのが基本です。「消えもの」とは、消費すれば形が消えてしまうもののことで、食べ物や飲み物が代表的といえるでしょう。これは、弔事にまつわるものが後に残るのは「悪い縁を後に引きずる」ことになるためだといわれています。風習を大事にする年輩の方はとくに気になってしまうので、食べ物、飲み物に限定して選ぶのが無難です。
お供え物として一番喜ばれるのが、「故人が好きだったもの」です。飲んべえなおじいちゃんだったなら季節限定のビールの詰め合わせ、和菓子が好きだったおばあちゃんには老舗のようかんなど、「もし故人が生きていたら、絶対に喜んだだろう」と思わせるお供え物にしましょう。とくに愛する家族を亡くして間もない人には、何より慰められる贈り物になります。故人について話をするきっかけにもなるため、供養には最もふさわしいといえるでしょう。
お供えは、故人に捧げるだけでは完了しません。一度お供えした食べ物を、「仏さまのおさがり」として家族みんなでいただくことが、故人の供養になると考えられています。よって、お供えした後にみんなで分け合って飲食できるものを選びましょう。先の例で言えば、お酒好きのおじいちゃんにビールをお供えしたのに、その家族が全員お酒が飲めないという場合には、みんなでお下がりをいただくことができません。逆に「このビール、どうしよう」と困らせてしまいます。とくに、おみやげとしてお供え物を選ぶのですから、「後で、みんなで食べましょう」と気軽に言えるようなものがふさわしいといえます。箱の中で小分けになっているゼリーやクッキーなどのお菓子、小さな缶ジュースの詰め合わせなどが手軽です。バームクーヘンなど大型のお菓子も見栄えが良いですが、集まる人数を考え、足りなくならないようにしましょう。
「死者はのどがかわく」といわれ、お供えの水は日に何度かえても構わないくらいだという考え方があります。よって、水菓子と呼ばれるフルーツは、お供え物として好適品です。とくに夏ならスイカやメロン、秋ならブドウなど季節を感じるフルーツがふさわしいとされています。仏壇に飾って見栄えが良く、嫌いな人が少ないのでみんなで分け合って食べられるフルーツは、お供え物としてもおみやげとしてもベストな選択といえるでしょう。ただ、前項でも書いたように、人数への配慮は必須。あらかじめ個数を数え、後で食べることをイメージして選ぶようにしたいものです。
仏壇へのお供え物として、ふさわしくないものもあります。タブーの1つが、香りの強いものです。仏さまは、お供え物を直接食べたり飲んだりするのではなく、香りを楽しまれるのだといわれています。だから、香り高いお線香がお供え物としてふさわしいとされるのです。ただ、仏さまは、あまりに匂いの強いものは好みません。ニンニクやネギなど、匂いの強い食材を使ったお供え物は避けましょう。お花をお供えする場合にも、とくに香りの強いバラはタブーとされます。
仏教では、殺生を思い起こさせるようなお供え物はタブーとされています。肉、魚を使った食品は、仏壇へのお供え物としてはなるべく避けたほうが無難です。とくに49日を過ぎていないうちは、意識して避けるようにしましょう。どうしても持って行きたい場合はおみやげ品として持参して、お供え物は別に用意するのも一案です。
以上、帰省のおみやげとしてお供え物を選ぶときに、適している品々を紹介しました。故人の好物に重点を置いて選び、それが難しいようならフルーツとするのがいいでしょう。みんなで美味しいものを分け合って食べる姿を見せるのもまた、先祖供養の一つです。亡き人と、その家族が喜ぶ顔を思い浮かべながら、お供え物を選びましょう。
納骨堂辞典では東京や関東の納骨堂の紹介をしています。みなさんのご要望にお応えして人気ランキングや費用、納骨堂の種類についてなども解説していますのでぜひご覧ください。納骨堂辞典|納骨堂・永代供養墓の全て
不幸があったら、次の年の新年の挨拶は行わないというしきたりがあります。代表的なのが、「年賀状を出さない」というものです。年賀状の代わりに「来年の新年の挨拶は行いません」と宣言する役割を持つのが、喪中はがきです。喪中はがきを出す時期や対象、文例について解説します。
喪中はがきが届いたら、その人には年賀状を出さない。そこまでは知っているけれど、それだけでいいの?と迷っている人はいませんか。年賀状を出さなかった喪中の人には、寒中見舞いを出しましょう。喪中の人への寒中見舞いの出し方について解説します。
施餓鬼会(せがきえ)は、仏教の行事の1つです。施食会(せじきえ)とも呼ばれ、死者の魂を弔うことを目的としていますが、その対象や時期は一般的な法要と異なります。地元のお寺から施餓鬼会の案内が来ることもありますが、何のことかわからず参加したことがない人も多いでしょう。ここでは、施餓鬼会の内容やマナーについて解説します。
小さい頃は両親に連れられていたお墓参りも、大人になり、両親を亡くす年代になると、子どもを連れてゆく側に回ります。そんなとき、堂々と正しい作法でお墓参りができるでしょうか。宗教や宗派によって違うお墓参りの作法を復習しておきましょう。
親や親戚が死んでしまった際、従来の立派な仏壇が残されていると処分に困ってしまうものです。本来仏壇とは、信仰する宗派の御本尊を祀り亡くなった家族や先祖供養をするために設けるもので、ひと昔前では家庭にあって当然のものでした。しかし、昨今の核家族化などの影響による住宅事情の変化によって、住まいの広さに制限があり仏壇を受け継ぐことができない、自分には関わりの少ない先祖が祀られていて先祖供養の実感が持てないといった理由から、仏壇を処分したいと考える家庭が増えています。ここでは、仏壇の処分の方法について紹介します。
第1位
第2位
第3位
第4位
第5位