檀家を持つお寺と持たないお寺の違い
有名寺院にお参りしたときなど、「そういえば、このお寺は檀家を持ってるの?」と疑問に思ったことはありませんか。お寺には、檀家を持つお寺と、持たないお寺があります。それぞれの違いを解説します。
納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > 用語・豆知識 > 互助会ってなに?保険とは違う、冠婚葬祭を助け合う仕組み
互助会とは、毎月3,000円や5,000円といった会費をコツコツ積み立てていくことで、後に訪れる結婚式やお葬式の出費が楽になるシステムです。冠婚葬祭全般をカバーしているため、七五三や成人式など、人生の節目に関わるお祝い事に積立金を使うことができます。生命保険などのシステムと似ていますが、異なる点は積み立てた以上の金額が戻ってきたり、満期によって現金が下りたりはしないということです。
入会すると、冠婚葬祭が生じたときに、互助会が用意している式場や設備、衣装などを会員価格で使用できます。そして精算時には、積立金を差し引いた金額が請求されることになります。互助会は会員から集めた積立金で、式場を作ったり、祭壇などの設備を揃えたり、衣装などの備品を購入しておいて、いざというときにすぐ使えるようにします。会員同士が少しずつ積立金を持ち寄って、お互いの冠婚葬祭を助け合う仕組みであるとイメージしていいでしょう。
互助会に入会すると、冠婚葬祭にまつわるサービスを会員価格で利用できます。会員価格にはたくさんのメリットがあり、一般価格の3分の2から半額ほどの割引になるケースがほとんどです。また、月々の積立金は3,000円程度ながら、満期になると24万円ほどを完納することになり、まとまったお金が必要になる冠婚葬祭の一部をカバーできます。また、企業にお金を預けるとなると、「ちゃんとした企業なのだろうか」と不安になってしまいますが、互助会は設立に経済産業省の認可が必要であることから、企業としての基礎体力は十分であるといえるでしょう。万一、倒産に至った場合でも、積立金の半分は保証されるという決まりがあります。
互助会は安心してまとまった金額を預けられ、さらに割引サービスもあるシステムですが、デメリットもあります。結婚式でより感じる可能性の高いデメリットは、サービスの幅が少なく感じられるということです。
昨今、レストランなど結婚式ができる会場の幅が広がり、立派な結婚式場で式を挙げる人ばかりではなくなってきました。しかし、互助会のメリットは、式場や設備、衣装が安く使えることにあります。例えば、衣装だけを互助会でレンタルして、別の式場を選んだ場合には、せっかくのメリットがうまく機能せず、逆に割高に感じてしまうかもしれません。互助会のシステムは、あくまで互助会の設備をフル活用したときにメリットを感じられるものなのです。また、今では貸衣装についても、互助会やホテルだけではなくネット通販などさまざまなショップがあり、衣装に凝りたいと考える花嫁は少なくありません。親御さんが子どもの結婚に備えて互助会に入っておいたのに、結局は互助会のサービスを全く使わないで式を挙げるというケースも増えてきています。結婚式をするにあたって、親よりも本人たちの意思が尊重される現代においては、家族みんなでじっくり入会を検討したほうがいいでしょう。
葬儀の場でより感じる可能性の高い互助会のデメリットは、思ったよりも費用が高くついてしまうことです。葬儀全体にかかる費用の全国平均はおよそ180万円ですが、互助会で積み立てできるのは、24万円程度です。よって、実際に葬儀をする際には、かなりの持ち出しが必要になります。しかし、そのことについて十分に理解せず、また十分な説明を受けることなく入会してしまうと、葬儀後の請求額にビックリしてしまうことが多いのです。
また、結婚式同様、葬儀も今では様々なスタイルが出てきました。通夜をしない一日葬、葬儀を行わず火葬だけをする直葬などを選ぶと、互助会が用意するプランを一部使わないということも起こります。しかし、すでに会員価格が適用されていることもあり、プラン内容を一部削除したからといって、大幅な割引がきくことはありません。このことからも、互助会のメリットがあまり感じられなくなってしまいます。葬儀に使用する目的で互助会に入会するときは、実際に葬儀を行うならいくらになるのか、実際に事前見積もりを行ってもらうのがポイントです。入会がメリットになるかどうかの判断基準として使えます。
以上、互助会のシステムや、入会のメリット、デメリットについて解説しました。互助会は、まとまったお金が必要になる冠婚葬祭に備えることができるシステムです。しかし、使い方を誤ると、お得感が失われてしまいます。入会を検討するときには、どんなシーンで必要になるか、必要なときにはメリットを十分に活かす使い方ができるかをきちんとシミュレーションしましょう。
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