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納骨堂コラム【納骨堂辞典】

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納骨堂を購入しようかお考えの方が疑問に思うことをまとめました。
そもそも永代供養とは何?納骨堂は散骨とはどう違うの?といった納骨堂のコラムを紹介します。

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駅から徒歩1分!?林泉寺・縁の園見学レポート(東京・文京区)

今、東京都内に続々と納骨堂がオープンしているのをご存知でしょうか。ここ数年間で約30か所(建設中含む)が新たに建てられており、すべての区画が完売するとおよそ12万~15万人が使用することになるそうです。近年建設されている納骨堂のほとんどが自動搬送式納骨堂となっており、現在お墓がない人はもちろんのこと、地方のお墓を墓じまいしその引っ越し先として選ばれるなど、宗教宗派を問わず幅広い受け入れをすることで注目を集めています。

そんな“いまどき”の自動搬送式納骨堂、やはり毛嫌いをする人も多いのではないでしょうか。そこで、実際に自動搬送式納骨堂へ足を運び、その内装や実態をレポート。今回は、オープンしたばかりの東京都・文京区にある「林泉寺・縁の園(えにしのその)」に行ってみました。

本堂


丸ノ内線茗荷谷駅からは徒歩1分でいけるのは都内最短かもしれない

茗荷谷駅出口3
筆者は誤って出口3から出てしまいましたが、茗荷谷駅を降りたら出口2改札を出るのが最短です(とはいえ、そこまで距離に大きな差はありません)。ちなみに出口1だと目的場所とは反対方向の出口となっているので注意しましょう。
道案内
駅付近には餃子の王将やデイリーヤマザキなどお店が立ち並んでいます。デイリーヤマザキの脇の小道を進んでいきます。
道順
この小道を道なりに進んでいくと縁の園なのですが、道のりまでにはおしゃれなパン屋さん、おしゃれなカフェや美容室、いい感じの酒処が並んでおり、思わず寄り道したくなるほど。また、周辺には拓殖大学、貞静学園短期大学、跡見学園女子大学など大学が多くあり、通りは活気もありました。
建物外観
周辺のお店に気を取られているうちに、あっという間に林泉寺・縁の園に到着! 本当に、徒歩1分ほどで到着しました。
表札
ここまで駅から近い納骨堂は筆者も初めてです。建物は周辺の民家にあわせて2階建てほどとなっており、外観の装飾もシンプルな作りとなっていることから一瞬見過ごしてしまうかもしれませんので、2階部分の縦格子を目印にしてみるとよいでしょう。

 

シックでモダンな館内。品のある静かでこじんまりとした感じが印象的

館内
前回訪れた蔵前陵苑は6階建ての作りということもあり、人の気配も多く賑やかな雰囲気でしたが、縁の園はどちらかというとこじんまりとしており(いい意味で)、静かで落ち着いた雰囲気です。駅からは近いですが周辺環境は車通りが少なく、閑静な住宅街の中に佇むシンプルな納骨堂といった印象です。
エントランス
入り口を入ったらエントランスの受付機で契約者全員に提供される参拝カードにて厨子を呼び出すための受付をします。他の納骨堂と異なり、エントランスにて先に厨子を呼び出す受付をする仕組みのため、参拝室で待つ必要がありません。
1階参拝ブース

 

1階特別参拝室の個別ブースないは想像以上に広々

参拝室のタイプは1階特別参拝室(112万円)とB1階(80万円)の2種類あります。上の写真は1階特別室で、エントランスに隣接しているため館内での移動が最小ですみます。実際に特別室の参拝ブースに入らせてもらったのですが、想像以上に広々としており、壁でしっかりと区切られているのでプライベート空間が守られておりました。これなら多少大人数で参拝にきても、周りの目を気にすることなく落ち着いてお焼香をすることができるなと思いました。また、「円」をモチーフにしている墓石デザインが特徴的です。モニター
写真立てのようなモニターには、故人のお写真やお名前、戒名を映し出すことができます。ちなみに、墓石の横に飾られているお花は生花でした。

 

地下参拝室は女性にもおすすめな花柄のパーテーションで区切られた柔らかい雰囲気

地下参拝室
地下参拝ブース
地下参拝室「光縁の間」「照縁の間」は、特別参拝室とは対照的で使われている材木や壁紙が暖色系でまとめられた、明るい空間。墓石には大理石が使用されており、ブースを区切るパーテーションには小花柄が描かれていることから「可愛らしい」と女性に人気なんだとか。
厨子
収蔵できる遺骨の数は他納骨堂と同じく、7寸の骨壷であれば2体まで。その他、専用の骨袋に移し替えた場合は8体まで厨子に収めることが可能です。厨子には家名や家紋などを彫刻することができるのはもちろん、写真上のようなアクリル板を使用したオリジナルのボードを付けることもできるのだそう。

 

50名規模の葬儀も行うことも可能

法要室
施設の中には4箇所ほど法要室があり、ここで法事と会食を行うことができます。お部屋は写真でみるよりも広々としているので、法事の規模によって椅子の数を変更し対応をしてくれます。
本堂
告別式も行うことができる法要室。50名ほどであればここで葬儀もすることができます。

 

運営元の林泉寺は「縛られ地蔵」を祀る由緒あるお寺

縁の園を運営する林泉寺は、慶長7年(1602年)、伊藤半兵衛長光の開基、通山宗徹を開山として創立された、400年の伝統を持つ歴史あるお寺です。建物の2階にはお寺の本堂も新設されており、またお檀家さん用の外墓地がある敷地内には「縛られ地蔵」と呼ばれるお地蔵様が祀られています。
縛られ地蔵
縛られ地蔵の歴史は江戸時代まで遡ってしまうのですが、なんでも「盗難や失せ物があると、地藏尊に縄をかけ、願いがかなうと縄をほどく」 と言いった習わしがあり、現在も荒縄で全身をぐるぐる巻きにされているのだそう。本当にお顔が少し見えるほどであとは全身縄で縛られているため、なんだか可哀想な気になってしまうのですが、盗難除けを始めさまざまなご利益があるとのことです。写真の緑色のポールがお賽銭箱になっており、お布施を入れれば、お地蔵様に縄を締めることもできます。願いが叶ったら、御礼とともに、縄を外してあげましょう。大分変わり種なお地蔵様なため、地方からこのお地蔵様を訪ねてくる人もいるほどで、マニアにはたまらない納骨堂かもしれません。
本堂
林泉寺の本堂では坐禅会のほか、写経、華道、茶道、武道といった日本文化中心としたさまざまな教室が開催されています。「間口は広く、敷居は低く、懐は深い」という住職の信念の元、海外からの参加者も多いようです。住職は林泉寺の檀家さんはもちろん多くの人の信頼を集めており、この住職の人柄に惹かれて縁の園に決めたという方もいるのだそう。

 

縁の園を見学してみて

文京区・小日向という高級住宅地にある縁の園。建物そのものに派手さはありませんが、駅から徒歩1分かつ施設周辺は意外と緑が多く、自然と江戸の歴史を感じることができる最高の立地となっています。葬儀も行えるワンストップ型施設であるため、生前購入を行った場合も安心してすべてを任せることができます。
気になった方はは是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。その際は、住職にもお会いしてみることをおすすめします。

 

  • 施設名  小日向 林泉寺 縁の園(こひなたりんせんじえにしのその)
  • 住所   〒112-0006 東京都文京区小日向4-7-2
  • 営業時間 10時〜18時(土日祝日も営業)
  • 電話番号 0120-154-940

 

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