新型コロナウイルス対策を実施している納骨堂6選
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納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > 体験談・ランキング > 女性専用の納骨堂3選!夫とは別のお墓を選ぶ女性が増えている?
近年、価値観の多様化や家族の在り方の変化を反映し、お墓の形は納骨堂などの様々な形を取るようになりました。また、必ず継承してきたお墓に入る、夫の家系のお墓に入る、という概念も変わりつつあります。今回はそのような社会の流れと、そして夫婦でお墓を別にしたい、独り身でお墓に入る予定、女性同士でお墓に入りたい、という人々のための女性専用の納骨堂やお墓について紹介します。
納骨堂について辞書を引くと「納骨」とは「死体を火葬にしたのち、遺骨を骨壺におさめること。また、遺骨を墓や納骨堂などにおさめること。」※とあり、納骨堂はそのためのお堂ということになります。もともとは、墓地に埋葬する前の遺骨の仮置き場的な意味合いが強かったようですが、都市部で墓地用の土地がなかなか確保できないという事情もあり、ロッカー式などコンパクトな形で永代供養をするというところも出てきました。
※ジャパンナレッジ デジタル大辞泉より
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日本において、明治~昭和の中頃までは、家制度に基づく家墓(いえはか・いえぼ)が中心でした。家墓は、家族を中心に親族が一つのお墓に入り、祭祀主催者は代々長男が継いでいくというお墓です。いわゆる「○○家の墓」と記されているのが家墓にあたります。しかし、高度経済成長期に農村から都市部に人が流入し、さらに、個人主義が広まったことにより、人々は家というものにそれほど執着しなくなりました。それによって、継承者の要らないお墓(永代供養墓)を選んだり、今まで継承してきたお墓を墓じまいして新しいお墓を建てたりという人が増えています。
社会全体の流れに加えて夫婦間においても新たな流れが出てきています。というのも、最近は夫の死後に夫側の家系に残りたくない、お墓は別がいいと考える人(妻)が増えているそうです。なぜ死後なのかというと、夫婦関係は破綻していたが子どものために離婚しなかった、もしくは夫婦円満でも姑や夫側親族との折り合いが悪いということが考えられます。そのような人たちは夫の死後に姻族関係終了届を提出し、夫側の家族(親族)との縁を切るという選択をします。法務省の統計によると姻族関係終了届の提出数は2006年から2013年までは2000件代だったのに対し、2015年には約3500件となっています。最新の情報は掲載されていませんが、最近はメディアに「死後離婚」という造語が取り上げられたことによって、死後離婚=姻族関係終了届けを提出する人は今後も増加すると予測されます。
上記のような背景から、継承者の要らない永代供養墓や、女性ひとりでも入れる女性専用の納骨堂が出現しています。女性の社会進出が進み、一生独身で過ごす女性も増えてきたこと、男性が家墓を継ぐことへの抵抗感、女性同士のほうが安心できる、亡くなった後まで夫や姑と同じ所に入りたくない、などの理由から創設されたと考えられます。その他、LGBT(性的マイノリティ)が社会的に認知されたことによって、自分は女性でパートナーも女性(戸籍上は家族ではない)であるため、パートナーと二人で同じところに入りたい、といった需要にも応えることができるお墓と言えます。
次の項では日本にあるその女性専用のお墓について紹介していきます。
参考文献:朝日新聞2017年2月8日 文化・文芸面「死後は夫と別がいい」
参考文献:法務省:【戸籍統計 統計表】
出典:小町堂園
真言宗善通寺(ぜんつうじ)派大本山 隨心院には、「小野小町と眠る女性専用納骨堂」との触れ込みの女性専用納骨堂「小町堂」があります。小野小町は、「花の色はうつりにけりないたづらに我身(わがみ)よにふるながめせしまに」という歌で有名な平安時代の歌人です。平安初期の、代表的な6人の歌人である六歌仙のうちの一人とされています。こちらの小町堂は、宗教宗派を問わず、承継者(お墓を継ぐ人)が居ない場合でも永代供養をしてくれるとのことで人気が出始めています。
永代使用料は80万円~で、購入特典として、梅の植樹、無料拝観、写経写仏券、総供養会への案内、講和会への案内、僧侶との座談会や相談会があります。ちなみに、隨心院は梅の名所でもあります。
出典:新宿瑠璃光院
なんと、東京都内、しかも新宿に、女性専用区画のある室内墓を運営を運営しています。こちらの新宿瑠璃光院は最新式ビル型納骨堂で、お墓は自動搬送式を採用し、参拝ブースにてIDカードを使って呼び出すと自動で個別のお墓が運ばれてくるシステムです。女性専用というだけでなくスタッフや僧侶も女性のみという徹底ぶりです。
費用は一人50万円、管理費不要。第一期の個人墓は完売で、現在第二期予約受付中です。
京都・嵯峨野にある日蓮宗常寂光(じょうじゃっこう)寺には「志縁廟(しえんびょう)」という女性専用納骨堂があります。この納骨堂は「女の碑の会」の会員向けのもので、常寂光寺には「女の碑」という記念碑もあります。「女の碑」は1979年に、「志縁廟」は1990年に建てられました。「志縁廟」の由来は、血縁関係ではなく、志(こころざし)の縁で結ばれた者たちが眠る場所、という意味だそうです。
出典:千葉・杜の郷霊園
こちらは納骨堂ではなく一般墓地となりますが、宗教宗派不問で比較的安価なお墓です。この中に女性専用区画が設けられています。お一人から、友人同士、親子などでの使用を受け入れています。
費用は一番小さい区画で墓地使用料が18.6万円~、一番大きい区画で40万円~とリーズナブル。
現在はまだ数えるほどしかない女性専用納骨堂や室内墓ですが、ご紹介したところはどこも人気で、新規募集をしていない所もあります。終活ブームや生き方の多様化を受けて、これから女性専用納骨堂の需要はますます高まっていくのではないかと思われます。安らかに眠るならば女性同士で…とお考えの方は、早めに予約をした方がいいかもしれませんね。
納骨堂辞典では東京や関東の納骨堂の紹介をしています。みなさんのご要望にお応えして人気ランキングや費用、納骨堂の種類についてなども解説していますのでぜひご覧ください。納骨堂辞典|納骨堂・永代供養墓の全て
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第1位
第2位
第3位
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