お悔やみの言葉はなんという?とっさのときに失礼にならない言葉
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納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > マナー・慣習 > お葬式に参列する時のマナーとポイントを解説!持ち物に注意
お葬式に参列する機会は突然やってくるものです。そのため、服装や持ち物はもちろん、お通夜や葬儀の場でのマナーもよく分からないというケースはよくあります。いざという時に慌てて調べるのも大変ですから、普段から知識を持っておきたいものです。ここでは、お葬式に参列する際の基本的なマナー・持ち物などについてまとめました。
お葬式の参列マナーでまず迷うのが服装ではないでしょうか。基本的には、男女共に黒を基調とし、男性はスーツ、女性は地味な服装にすれば問題ありません。ネクタイや靴下、バッグなども黒で統一しましょう。光り物は外し、数珠も忘れないようにしてください。
香典も迷いがちなポイントです。通夜と葬儀の両方に参列する場合は、通夜に渡すのが一般的です。香典袋はむき出しではなく、グレーや紫、藍色などの不祝儀用の「ふくさ」に包んでおきましょう。香典の金額や香典袋の形態については、以下にまとめました。
お葬式への参列中は、最もマナーが問われます。まず開始の時刻よりも少し早めに着くようにし、遅くとも10分前には到着しているのが理想です。受付ではお悔やみを述べてから香典を取り出し、袋の下側を相手に向けて両手で渡します。その後、芳名帳に住所氏名を記入し、遺族へのあいさつも忘れずに行いましょう。
お悔やみの言葉は「この度はご愁傷様でございます」などの短いもので十分です。他の参列者もいるので、あまり時間をかけないようにしましょう。全体的に、言葉は低く小さめに話します。知り合いと会っても、あいさつは黙礼程度にすませ、必要のない会話は控えましょう。
通夜・葬儀の最中では、焼香が大切なポイントです。各宗派によって形式が異なるので、できる限り事前に確認しておくと良いでしょう。また、式中に携帯電話の着信音が鳴ってしまうと失礼にあたります。必ず、電源を切るかマナーモードにしておきましょう。
お葬式への参列は、場所が遠かったり急な話だったりすると、間に合わないこともあります。どうしても参列できないという事態もありえるでしょう。そんな時は、どのように事情を伝えればマナー違反にならないのでしょうか。
欠席の連絡は前日までに必ず行います。欠席の理由は、細かく伝える必要はありません。「やむをえない事情がありまして」などで十分です。
欠席をする場合は弔電を打ち、後日弔問します。弔電はNTTや郵便局で受け付けてもらえますが、最近ではインターネットでも手配することができます。また、弔電ではなく代理人を立てても構いません。その場合も、後日弔問した方が良いでしょう。
逆に、何らかの事情で早めに帰らなければならないこともあります。その場合は、できるだけ末席(祭壇から遠いところ、入口の近く)に座るようにします。特に帰りのあいさつなどは必要なく、焼香が終わった段階で速やかに退出しましょう。受付に人がいれば事情を伝えておきましょう。
お葬式に参列する時は、さまざまなマナーに配慮する必要があります。日程や宗教・宗派によっても変わってくるため、いつも同じ対応というわけにはいきません。必要な情報は事前に確認しておきましょう。ただし、何よりも故人を弔う心が重要であることを忘れてはいけません。それさえ覚えておけば、つつがなくお葬式を終えることができるでしょう。
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