無葬とは?直葬・密葬とは何が違うのか
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一般的なお墓のほかにも、樹木葬や納骨堂など、お墓の形は広く選べるようになりました。お墓そのものだけではなく、最近ではお墓の銘板も個性的なものが増えてきているようです。プレートとも呼ばれるお墓の銘板について、その素材や色、刻まれる文字の流行をまとめました。
とくにお墓において、銘板といえば、誰が埋葬されているかを記したプレートを指します。いわば、参拝の対象となる墓碑です。伝統的な和風のお墓では、お墓の一番上に位置する角柱型の棹石に故人名や家名などを刻みますが、洋風墓でとくに背の高い墓石をつくらない場合には、銘板を土台となる墓石などへ埋め込んで墓碑とします。あるいは、多数の人が同じ敷地内に眠る合葬墓をつくる場合、大きなプレートを用意して埋葬されている人たちの名前を彫刻することがありますが、それも銘板と呼ばれることがあります。また、納骨堂のなかには、各々の納骨スペースに掲げる銘板について、種類や彫刻パターンが選べるところが存在します。
銘板に使われる素材は、墓石で使われる素材とあまり違いはありません。国産の石を使った方が、外国産の石を使うよりも価格が高いのは、墓石の場合と同じです。国産墓石の優れた点は、価格に裏打ちされた実績ある耐久性や、美しいキメにあります。ただ、耐久性に限っていえば、銘板をつくる場合、墓石ほどこだわる必要はありません。なぜかといえば、銘板は倒壊の危険性がないためです。とくに契約期限がきたら銘板を外してしまう永代供養墓を選んだ場合は、掲げる期間が短いので破損の心配がそれほどなく、好みの石を選んでかまわないといえるでしょう。よって、ガラスなどといった素材も墓石に比べて気軽に使うことができます。
銘板のバリエーションは、素材だけではありません。色味もまたさまざまです。最近では、優しいレンガ色や桜色といった華やかな色を使うお墓が目立ちますが、銘板も例外ではありません。黒、グレーといった基本的な色味のほか、赤みの入った明るい色の銘板が人気です。石に入る斑紋の粗さや色によって、風合いが全く違ってくることもあるため、自然が生み出した色の素朴さを十分に楽しむことができるのが、銘板であるといえるでしょう。銘板の色は、もちろん自分の好みで決めるのが一番ですが、土台となる石や周囲の銘板とのマッチングを考えれば、おのずと方向性が決まってくることでしょう。霊園によっては、石の種類や色味を統一するため使えるものが限定されていることもあるので、注意が必要です。
銘板に刻む彫刻は、故人名や家名と決まっているわけではありません。自分なりのメッセージを残したいと考える人や、継承者が一人っ子などで違う姓の人の遺骨が葬られる可能性がある場合には、名前のかわりに印象的な言葉を入れることがあります。人気なのは、「和」「心」「絆」など、お気に入りの言葉を一文字入れるパターンです。ほか、「感謝」「ありがとう」など、お墓参りに来てくれた人、あるいは故人本人に向けたメッセージが彫られる場合もあります。「一期一会」などの四字熟語や、故人作の短歌、俳句を入れることも少なくありません。
銘板には、文字のほかに彫刻絵をあしらうこともあります。人気なのがハスの花や富士山、桜など、伝統を彷彿させる絵柄です。各宗派の宗紋や家紋も、スタンダードながら人気のようです。各石材店で、銘板に彫ることのできる絵柄のパターンを見せてもらいましょう。また、なかには自分で図案をおこす人もみられ、ペットのお墓を作る人のなかには、犬や猫の写真から起こした図案を銘板に彫ってもらう人もいます。絵柄は、銘板のなかでもオリジナル性を演出することのできる要素です。
以上、お墓の銘板について、その素材や色、彫刻の種類などをお伝えしました。シンプルな洋風墓や納骨堂を求めた場合、銘板は、個性を打ち出すことのできる唯一の要素です。どのような銘板にするか、さまざまな例を参照しながら方向性を決めましょう。また、銘板に彫る文字は、自分一人で決めてしまうのではなく、お墓参りをしてくれる家族の意見も聞きながら決めましょう。実際にそのお墓を使うのは、お墓参りをする人なのです。何度も気持ちよくお参りに来てもらえるよう、家族みんなが納得できる銘板をつくりましょう。
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