納骨堂とはどんなもの?お参り方法やマナーを紹介
納骨堂とは、室内などに遺骨を納めることのできるお墓のことです。家族や親族が亡くなった場合、葬儀や火葬を行った後に遺骨を埋葬する場所としてはお墓が一般的ですが、最近は納骨堂を利用するという方法も広く取られています。しかし納骨堂とはどのようなものなのかよく分からないという人が多いはずです。そんな人のために納骨堂とはいったいどんなものなのか、お墓参りはどうするのか、などについて解説していきます。
納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > 納骨堂とは > 縛りが多いは誤解?寺院が管理する納骨堂にはこんなメリットがある!
都心でもアクセスの良い土地で手に入る納骨堂は、今じわじわと人気が高まりつつあります。しかし、お寺が管理する納骨堂と聞くと、「檀家にならなければならないのではないか」と敬遠してしまう人はいませんか。寺院管理の納骨堂は、縛りが多いと思われがちですが、メリットもあります。寺院が管理する納骨堂のメリットをご紹介しましょう。
寺院管理のお墓は檀家にならなければ買えないと思う人は多いようです。確かに、一昔前はそうでした。しかし、今では墓地の一角を宗教フリーにしている寺院が増えてきています。納骨堂もその例にもれず、檀家も、そうではない人も受け入れるという寺院が多いのが現状です。檀家離れ、宗教離れが進むなか、「そもそも、たくさんの人のSOSに応えるのが仏教の使命だったはず」ということに気づいた寺院が、無宗教の人々の遺骨を受け入れているのです。ネットやチラシで見かけて気になった納骨堂に「問い合わせは●●寺」などとあるとしても、先入観を持たずに電話をしてみるのが吉。「無宗教のままでも、受け入れてくれますか?」「亡き父は違う宗派の戒名をもらっていますが、それでも大丈夫ですか?」と、一言聞いてみましょう。
寺院が管理する納骨堂ならではのメリットとして、まずは手厚い供養が受けられることがあげられます。現代的な納骨堂の大半は永代供養を主とし、納骨スペースに遺骨を預かってもらった後は、数十年の契約期間ののち、供養塔へ合祀(他の人の遺骨と一緒に弔われること)されます。寺院が管理する納骨堂は、お盆やお彼岸など、折に触れて合同供養祭を行ってくれるのが特徴です。他の納骨堂であっても、合同供養祭が行われるところは多いですが、やはりその寺院のご住職が丁寧に供養をしてくれるというのは、何にも代えがたい安心感があります。生前から納骨堂を予約しておけば、葬儀、法事、そして合祀後の供養祭まで、一貫して同じ寺院が担当する、手厚い供養が受けられるのです。
寺院が管理する納骨堂と契約すると、葬儀後の即日納骨が可能な場合があります。葬儀、火葬と寺院のご住職にお経をあげてもらった後、そのまま一緒に納骨堂へ移動して、納骨のためのお経まであげてもらうことが可能なのです。納骨は四十九日法要のときに行うのが一般的ではありますが、親族がみんな遠方で、四十九日にまた集まるのが難しいというケースはあり得るでしょう。そんなとき、葬儀から納骨までを同日にしてほしいと依頼できるのは、寺院が管理する墓地や納骨堂ならではのことです。一般的な宗教フリーの霊園でも、もちろん葬儀後の即日納骨は可能でしょう。しかしその場合、霊園管理者にあらかじめ電話をし、納骨スペースを開けておいてもらうなどのやり取りが必要になります。ただでさえ忙しい葬儀の場で連絡先が増えると、ゴタゴタしてしまい「言った」「言わない」のトラブルに見舞われがちです。寺院管理の納骨堂なら、葬儀の連絡も納骨の連絡も、窓口は一つです。
葬儀時の移動がスムーズなら、法事のときの移動もまたスムーズなのが、寺院が管理する納骨堂の特徴です。寺院の多くは、納骨堂内に法要のできるスペースを設けていたり、納骨堂の敷地内に法要会館を持っていたりします。これは、法要後のお墓参りがとても楽にできるということです。お寺や法要会館からお墓が離れてしまっていると、移動に時間がかかったり、雨に降られて濡れたりと、煩わしいことが多いものです。寺院管理の納骨堂なら、法要が驚くほどスムーズに営めます。
以上、寺院が管理する納骨堂のメリットをご紹介しました。納骨堂は、アクセスが良いところに安価で求められるうえ、雨の日でも傘を差さずにお参りできる、屋内なので草抜きや掃除といったメンテナンスの必要がないなど、良いところばかりのお墓です。加えて永代供養付きの納骨堂を選べば、家族がお参りに行かなくても、半永久的に供養をしてもらうことができます。さらに寺院管理であれば、メリットが3つもプラスになるのです。「縛りが多い」と敬遠せず、まずは自分の希望が叶えられるかどうか、直接寺院に尋ねてみましょう。
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