離檀料はいくらくらいが適正?離檀をする際に考えるべき事
墓じまいや改葬に伴う菩提寺との離檀問題。テレビや週刊誌、ネットでなどでは跡継ぎがいないなどの理由で寺院側に離断を申し出たところ、高額な離檀料を請求されたといったトラブルに発展したケースがたびたび取り沙汰されています。しかし実際は離檀料という言葉自体、メディアが造りだした造語であり高額な離檀料を請求する寺院はごく一部のケースであるようです。ここでは離檀料の実際や、離檀料を支払う場合の適正額について考えます。
納骨堂辞典 > 納骨堂コラム > 仏事コーディネーターとは?仏壇やお墓、法事に詳しい供養のプロ
仏壇・仏具店に行くと、「仏事コーディネーター」のカードを胸に下げた店員を見かけることがあるでしょう。「仏事コーディネーターって何だ?」と思いながらも、とくに何も質問することなくお買い物を終える人が大半だと思います。しかし、それではもったいない!供養について迷っていること、悩んでいることをぶつけてみれば、きっと正解を導き出してくれますよ。仏事コーディネーターについて解説します。
仏事コーディネーターとは、仏事コーディネーター資格審査協会が行っている民間資格制度です。仏壇・仏具・法事に関する知識を持った人材を養成するため、2004年に作られました。資格試験に合格すれば、あらゆる仏事のプロとしてお墨付きを得られることになります。
仏事コーディネーターの受験資格は、満20歳以上になる仏壇仏具店の経営者や社員で、実務経験が3年以上ある者です。また、全日本宗教用具協同組合が後援しているため、組合員とその従業員を対象としています。試験方法は講習と筆記試験で、仏教の基礎知識や慶弔の知識、仏壇仏具の製品や販売、関連法令の理解を問います。また、仏事コーディネーターとしての使命や心構えを十分に認識しているかどうかも、テストに課されます。講習料と受験手数料は35,000円で、テキスト代は別途請求です(2018年2月現在)。
仏事コーディネーターに合格すると、認定証と顔写真付きのIDカードが支給されます。5年目の更新まではシルバーのカードですが、5年目の更新後はゴールドのIDカードとなります。10年目の更新になると、ゴールドのIDカードに星マークが2つつきますので、このIDカードを首から下げている店員がいたら、かなりのベテランであることがわかります。
仏事コーディネーターには、仏壇、仏具全般について相談することができます。「仏壇を買うことには慣れている」という人は、おそらくあまりいないでしょう。ほとんどの人が初体験のはずです。いざ仏壇・仏具店に行ってみても、種類豊富な仏壇のなかからどれを選べばよいのか迷い、なかなか選べません。そこで仏事コーディネーターの出番となります。仏壇の素材や品質といった商品知識が豊富なうえ、どんな宗派にどんな仏具が必要なのかも熟知しているので、宗派を伝えるだけで揃えるべき仏具についてアドバイスしてくれます。また、最近の仏壇は小型仏壇や家具調仏壇、宗派を問わないシンプルな仏壇など、さまざまな形があります。どのような供養がしたいのか、希望を知らせれば、ピッタリのタイプを導き出してくれるでしょう。もちろん、置き場所や毎日のお参りの仕方についても手ほどきしてくれるので、買った後に何をすればいいのかがわかって安心です。
仏壇を買う人の多くは、初めて身近な家族を亡くした人です。仏壇を買った後の供養行事に戸惑うことが多いでしょう。その代表的なものが、初盆です。初盆とは49日を過ぎてから初めて迎えるお盆のことで、故人がまぎれもなくその家の先祖となったことを実感できる行事です。供養においては、葬儀でも納骨でもなく、初盆が一つの区切りであるとされます。初盆の迎え方には地域によってさまざまなしきたりがあり、初めて迎えるときには周囲への年長者へのヒアリングが欠かせません。しかし、供養のエキスパートである仏事コーディネーターがいれば、初盆には何を揃えればよいのかを相談することができます。
49日法要、一周忌、三周忌と、故人を供養するための回忌法要は、経験がないと何から手をつければよいかわからず、不安に駆られるものです。親族への案内の出し方、法要会館での食事内容、服装についてなど、決めなければならないことがたくさんあります。そんなときにも、仏事コーディネーターが手ほどきしてくれます。段取りのつけ方から当日の注意点まで、細やかにアドバイスしてくれることでしょう。
以上、仏事コーディネーターについて解説しました。IDカードを下げている人を見つけたら、仏壇や供養についての疑問や悩みをぶつけてみましょう。きっと、安心できる答えを返してくれます。これから始まる供養についてしっかり準備するためにも、仏壇は早めの手配がおすすめです。初七日が終わったら、お墓のこととあわせてすぐにリサーチを始めましょう。「とりあえず、お店に行ってみるか」という気軽な気持ちでOKです。お店に尋ねて行きさえすれば、選び方のコツはプロが教えてくれます。
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